先日
閉店まじかの
昆虫酒場を
紹介しました。
今日は開店したての
レストランの話。
ヤツデの花は
寒くなったこの時期
虫たちの貴重な
レストランです。
虫たちと言いましたが
集まっているのは
ほとんどがハエです。
天気がよく陽がさすと
どこからこんなに
集まるのかと思うほど
次々にハエがやってきます。
ヤツデの花は咲き始め
雌しべは閉じていて
受粉出来ない状態です(雄性期)。
雄しべや花弁が落ちると
坊主頭に毛が３本(基本は５本ですが)
雌しべが開き
受粉可能になります(雌性期)。
オバケのＱ太郎(少々古いですが)のような
雌性期の花にも
蜜が出るのでしょうか
ハエが来て
盛んに花盤(薄いオレンジ部分)を
舐めています。
昆虫が少なくなる
冬のこの時期
寒さに強いハエを
独占して
子孫を残そうとする
ヤツデはしたたかです。
今日の朝は厳しい冷え込みで、寒さに震えました。関西では初霜が降りたようです。
その寒い中を、ヤツデは花を咲かせ、昆虫たちに蜜を与える存在なのですね。天気がいいと、この花にハエなどが集まるのですか・・。
晩秋から初冬になり始めた大阪府でのお散歩でも、観察力は鋭いままです。
昆虫の少ない季節に、ハエを介して受粉するヤツデの戦略もすごいですね。
先端が膨らんで、わらじ状の唇弁を持つとわれるハエにとっても、
ヤツデの坊主頭は舐めやすいのかもしれませんね。
花盤を舐めている様子が、横と正面から撮られていて、これほど分かりやすい画像はありません。
普段うるさいと感じるハエも、アップで見るとそれを感じなくなるから不思議です。
ヤツデは良い香りを放っています。受粉に役立つハエを集めてるのですね。
信州ではこの時期は ハエが何処に
いるのか?? 殆ど見かけません。
この時期、信州では昆虫が極端に減り
ハエも蚊やゴキブリさえも居なくなります
皆冬眠なのかな～ 今朝も氷点下７度で
いよいよ冬らしくなってきました。
うまい❗️ふくろうさん。
お客はハエだけですか〜
ヤツデもハエも生命力旺盛でしたたかだね〜
お客様も少ないと思われますが、ハエは貴重なお客さま。
嫌われ者のハエにも優しいまなざしのfukurouさん、
ふと思いました、家の中に入って来るハエも叩いたりはしないのでしょうか。
きっと窓を開けて出ておいきと言うのでしょうね。
ハエ叩きなんてお家にはないのかな、、、。
もう虫たちさんもたいへんでしょう。
これもまた四季のうつろい。
新しいまたこの様に楽しめるときまで。
それにしてもこの様な絵は、
執念でゲットでしたでしょう。
寒くなり虫も見なくなりますがそちらではまだギンバエが活発なんですか。。。
ヤツデの花の受粉を手伝ってあげているってなんだかおもしろいです。
こちらでは雪が降って流石にハエも見られません。
こんばんは。
家の中を五月蠅く飛び回るハエとヤツデにやってくるハエと完全に別物としてカメラに収めていますね。(笑)
可愛い昆虫として登場させているようですね。
こんばんは。
ヤツデは雄の方が先に花粉を出して、雄しべが活動を終えた後、雌しべが受粉可能になる雄性先熟の花です。
毛が三本の雌性期でも盛んに蜜を出しています。