やかましいくらいに
鳴いていたクマゼミも
いっ時の力強さは
影を潜めた感がありますが
やかましいです。(どっちやねん!)
公園の木立の中に入ると
クマゼミの産卵ラッシュです。
交尾したクマゼミのメスは
枯れ枝や枯れ木に卵を産みます。
セミの産卵管の先はギザギザで
腹部を細かく動かしながら
木に穴を開けてその中に卵を産みます。
穴の中に3~6個ぐらい卵を産むと
移動してまた穴を開けて卵を産み付けます。
それを繰り返すので
産卵跡が列になり何本も並びます。
ささくれ立ったようになっているのは
すべてクマゼミのメスが卵を産んだ跡です。
穴ひとつひとつは深く雨や風
アリなどの天敵から卵を守っています。
産卵場所になま木は選びません。
メスが卵を産み付けた穴を
人間の傷が治っていくように
なま木はふさいでしまうからです。
孵化したばかりの小さな幼虫は
自分で穴を開けて
出てくることはできません。
翌年の梅雨の時期まで
穴が開いたままの枯れ木を選んでいるのです。
枯れ木なら
植木の支柱の丸太にでも産卵します。
かわいそうですが
落ちていた枯れ枝を
カッターで割ってみました。
大きさはカッターの刃先と比べてください。
来年の梅雨の雨粒と一緒に
地面に落ちるまで
10ヶ月間安全な場所で
ゆっくり過ごしてください。
鳴いていたクマゼミも
いっ時の力強さは
影を潜めた感がありますが
やかましいです。(どっちやねん!)
公園の木立の中に入ると
クマゼミの産卵ラッシュです。
交尾したクマゼミのメスは
枯れ枝や枯れ木に卵を産みます。
セミの産卵管の先はギザギザで
腹部を細かく動かしながら
木に穴を開けてその中に卵を産みます。
穴の中に3~6個ぐらい卵を産むと
移動してまた穴を開けて卵を産み付けます。
それを繰り返すので
産卵跡が列になり何本も並びます。
ささくれ立ったようになっているのは
すべてクマゼミのメスが卵を産んだ跡です。
穴ひとつひとつは深く雨や風
アリなどの天敵から卵を守っています。
産卵場所になま木は選びません。
メスが卵を産み付けた穴を
人間の傷が治っていくように
なま木はふさいでしまうからです。
孵化したばかりの小さな幼虫は
自分で穴を開けて
出てくることはできません。
翌年の梅雨の時期まで
穴が開いたままの枯れ木を選んでいるのです。
枯れ木なら
植木の支柱の丸太にでも産卵します。
かわいそうですが
落ちていた枯れ枝を
カッターで割ってみました。
大きさはカッターの刃先と比べてください。
来年の梅雨の雨粒と一緒に
地面に落ちるまで
10ヶ月間安全な場所で
ゆっくり過ごしてください。
枯れ木を選ぶ知恵、見事ですよね!
今もしきりに鳴いていますが藪のような、
桑の木もあるような、夾竹桃も咲いているようなところです。
今日も暑くなりそうですね。
ご慈愛ください。
信州の田舎は広いから・・あまり山には
入らないから知らないのかもしれませんが
大阪のほうが住みやすく、気候や環境が
いいのでしょうね 都会にも自然が
一杯ですね。
セミの声がすごいです。
ミンミンゼミ、アブラゼミかと思います。
いつも聞こえていたトリの声が聞こえません。
一時クマゼミも鳴いていたので、産卵の痕が無いか
探してみます。
あったらいいな、、、。
このあと幼虫になって地中生活に入るのですね。
何年でしたかしら?
観察力が素晴らしいです。
枯れ木に産卵するんですか。土の中かと思っていました。
こうして産み付けるところや卵なども初めて見ました。
fukurouさんの探究心にいつも感服しています。
鳴き方がすごいですよね
こんな風に枯れ木に卵を産んでいくんですね
卵も初めて見ました
>ささくれ立った-- すべてクマゼミのメスが卵を産んだ跡
木にも枯れ枝はあります。そのままにしておくのが良いのですね。
セミの産卵 卵
ありがとうございました。
通信ケーブルにクマゼミが卵を産み付けるため、
通信障害が出て、わざわざクマゼミ対策用のケーブルを
造った事があり、大変興味深く拝見しました。
クマゼミが増えている秘密の一つが、今回解説された、この産卵の仕組みですね。産卵されてから10カ月間、まさに雌伏して、翌年地面に潜るのですか・・
ミンミンゼミもアブラゼミも同様なのでしょうか。生涯の大半を地面で過ごして、今やっと森の中を飛び回っているのですね。
クマゼミが関西で繁殖し、関東は何とか侵入を防いでいる仕組みは何なのでしょうか。