天皇も新たに今上天皇と代替わりされ、記念に天皇陵のひとつである「明治神宮」にお詣りをしました。
ここは「北参道」を振り返ったところです。神宮の森に包まれた静寂な空間は、都心なのに違った空気が漂っています。
しばらく歩き、南側参道と交わるところに「二の鳥居」が建っています。
二の鳥居をくぐり、参道が右折するところに「明治天皇御製」が掲げられています。
意味するところはここで書くと面白くないので、各自で調べてください。
右折し、直進すると左手の大きな「手水舎」の前方に「三の鳥居」が建っています。
もうここら辺りは参拝する人も多く、特に外国人が多いのも気になりました。観光していただくのは結構なことなのですが、特にアジア系の方々は何とも声がデカくて煩く感じます。
なんかこう、日本人だけで静かにお詣りをさせて頂けないものか・・。
すぐ先の「楼門」です。
両袖に「通用口」のようなところがありますが、中央の「楼門」は一般に皇族の方々用であり、市民は両袖の「通用口」を通るものだと、以前、やはり勅祭社である、大分県の「宇佐神宮」で学びました。
「拝殿」
通常のお詣りで私たちが行けるのはここまでで、この奥に「幣殿」、「本殿」などがあります。
帰り際に立ち寄った「清正の井戸」、行った者にしかわからない苦労の末に撮ってきた一枚。
きっと何かのご利益があるのでしょう。それにしても本当に湧き出す水がきれいであった。
次に目指すのは「聖徳記念絵画館」です。
代々木から一駅乗って国立競技場前で大江戸線を降り、歩きます。
振り返るとNTTドコモ代々木ビルがそそり立っていた。う~ん、エンパイアステートビルですね・・・。
すぐ脇に「新国立競技場」が建っており、このほど竣工式が開催されましたね。
まあ、直に見た感想は「木造」とか「木のイメージ」という謳い文句があっただけに、ちょっと期待外れかな。
客席の屋根の部分はどうなのでしょうか、木を構造に使ってあるのでしょうか。
で、「聖徳記念絵画館」に到着。
ここは幕末から明治期の明治天皇に纏わる絵画が常設で展示してあります。
基本設計は小林正紹(まさつぐ)で、このほかに佐野利器、高橋貞太郎、小林政一が関わっています。
近くで見ると、とてもどっしりとして迫力があり、各部位のスケールにも圧倒されます。そして石のディテールも目を見張るものがあります。
この時は機動隊車両が何台も駐車しており、ちょっと気になりましたが、なんとここの維持管理は明治神宮だけで行っているのだそうです。
内部は全館撮影禁止。
ついでに「日本科学未来館」で「マンモス展」があっていたので見て来ました。
科学者たちは何とかして「マンモス」を現代に蘇らせようとしているのだろうが、遺伝子による再生は神々への冒涜ではないだろうか・・・。
近くのこんなとこも歩いてみました。名高き「東京ビッグサイト」。
この辺りに限らず、都心は無駄に金をかけているような気がして、ただただ疲れました。
帰りの飛行機から「海の中道」がきれいに見えたので一枚。
僕はやっぱり九州が好きです。
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撮影:iphon