これは、ジャン・フランソワ・ミレーの代表作のひとつ、「晩鐘」です。
ミレーについては先に書いたので説明は省略しますが、小学生の頃、学校で複製画を見て、何とも言えない「郷愁」のようなものを感じたのでした。
この絵は日本名では「晩鐘」と呼ばれていますが、フランス語では「L'Angelus」です。
僕はキリシタンやカトリックではないのでよくわかりませんが、「L'Angelus」は「お告げの祈り」、あるいはそれを知らせる鐘のように解釈されます。
あまり使われていないようですが、この絵には「アンジェラスの鐘」という名前もあって、意味も解らず僕はその名前が好きでした。
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