ちょっと気になるコーヒータイム

風景とか建築とか、その他もろもろ・・
           Messages from Masaki Fukumoto

今年のツリー

2010年11月30日 11時31分45秒 | 長崎県松浦市周辺のこと
 今年のツリーが出来ました。
やって来たのは高さ3m超の「ヒノキ科ビャクシン(多分)」で、「カイヅカイブキ」と呼ばれているものかもしれません。なんだか狭いところで寄せ合って育てられたようで、細身のツリーです。
いづれにしても国内で「コニファー」として呼ばれている針葉樹が少し大きくなったものです。

 実はツリーはこれらの樹種が良くて、本物の原型である「もみの木」は、葉っぱが少し尖っていて飾り付けるのに手が痛くなります。
このヒノキ科の樹種は葉っぱが柔らかく、手に優しいのですが、剪定などで木にダメージを与えると、尖った葉っぱが出ることがあるようです。一種の防衛反応でしょう。

 で、無事駐車場の隅に飾り付けを済ませて、記念に「カシャッ」。

                     mm
 まさき設計

日本舞踊の見かた

2010年11月22日 10時58分36秒 | これでもエッセイ?
 これは昨日行われた「松浦市民文化祭」でのひとこまです。

僕は勿論?日本舞踊を習ったことも無いし、花柳流や若柳流、あるいは藤間流などの名前はいくらか知っていても、その特徴の細かな違いなどはまったくわかりません。なので、日本舞踊をどう見てどう評価するのか、ということでは以前から困惑することが多かったのですが、自分なりに感じたことがあります。

 以前、焼き物、それも重文レベルのものを見に行った時に、同行した方から焼き物の「見かた」というのをひとつ教えられました。
それは、
「自分で良いと思ったものがいいのです。」

 その後今度は生け花を見ていると、生け花の大先生から、
「花など高価なものを買う必要はありません。そこらへんの野に咲いている花を、自分が好き勝手に挿せばいいのです。」と教えられました。

 ま、だからと言ってはナンですが、日舞についても僕なりの「見かた」があってもいいのではないかと思っている訳です。
それは、
「女性の、それも日本女性のシナ(科)を感じるか」
と言うことです。
表現としては「色っぽさ、なまめかしさ、媚び」などと言ったようなものでしょうが、この画像のようにたとえ小学生であっても、こういった「シナ」をつくられるとすでに女性としての「色っぽさ」を感じたりしてしまうのですね。

 普通こういった「発表会」では、皆さん緊張気味でお顔もこわばっていらっしゃるのですが、これが美人で媚びを含んだ微笑み顔などで舞ったりされるともう、

「一本、とられました。」

                     mm
 まさき設計

お気に入り

2010年11月15日 09時14分31秒 | これでもエッセイ?
 これは京都は薫玉堂のお香、「ほのか 花のうたげ」です。

 以前有田町でお香を探したのですが、気に入った香りが無くて結局京都のこのお店へネット注文して購入しました。

 この「花のうたげ」は、もう十五年くらい昔、京都・大原を旅した時に、通りすがりの小店から漂う何とも言えない香り(これは言葉では表現出来ません)に誘われて購入したことがあったのです。
 欲しくなった時に「まだ同じのがあるんだろうか?」と思いながら探したら、「あったあったありましたよ~!」
さすがに歴史と伝統を頑なに維持し続ける京都のお店ならではです。

 この「花のうたげ」、決して高価なお香ではないのですが、僕が例えると「日本の女の色気」か「忘れかけた古き良き日本の香り」などとなりそうです。
言葉ではうまく表現出来ませんが、心の安らぎ、やさしさ、懐かしさなど、僕にとっては他では得ることの出来ないものです。
何となく郷愁を感じるこの香りに、当時僕は様々なことが思い起こされ、不覚にも涙がにじんでしまったのでした。

 もう当分買わなくていいようにと沢山買ってしまい、ちょっと反省していますが、お香は多少時間が経っても大丈夫なのです。

 じゃ、今から「お香」をたきます。
                     mm
 まさき設計

久里双水古墳は・・

2010年11月12日 14時18分32秒 | 佐賀県唐津市周辺のこと
          (画像はネットより拝借)

 これは久里双水古墳の入り口にある、高床式風トイレである。
先日友人が、

「あそこのトイレに入った人が、横を見るとまったく自分と同じ人が用を足していた、という話だった。」
「外に出てしばらく待ってみたが、誰も出てこなかったらしい。」
と言った。

霊感などはまったく感じないふりをしているのだが、時々ここで用を足す僕は、これから足が遠のくかもしれない・・・。
                      mm
 まさき設計