いやはやなんとも

　先日、伊万里市郊外の小さな集落の神社であるお祝いがあり、ちょっとだけお邪魔する機会がありました。
　そこである方から「海のふるさと館に行った時、食事をしようと思って志佐の町に寄ったが、食べるとこも無くてシャッターばかりですな。」、と言われて、「いやぁ、そうなんですよ。よく探すと二、三軒はあるんですけどね。」と全面降伏しながらも、出来る限りのフォローをしておいた。

　公共投資による埋め立てによって出来た、大型駐車場と隣接する芝生公園、そこに同じく公共投資によって出来た物産館「海のふるさと館」、地方ではもう、そういった大規模投資施設でないと人は呼べないのだろうか。
　
何かもっとささやかでも、雰囲気と工夫で人を呼べるものがあるような気がするのですが・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　ｍｍ
まさき設計

国道２０４号線

　国道２０４号線は、唐津市から海沿いに伊万里市を通り、更に海沿いに松浦市、平戸市田平町を経て、佐世保市に至る一般国道である。
唐津市では中心部より玄海町方面へ、伊万里市では中心部をかすめるようにして迂回し平戸松浦方面へ、平戸市では旧田平町を、佐世保市では北側から市役所付近までと、いわば２流、３流の「国道」なのだが、ここ松浦市にとっては市内のほぼ全域を貫く、唯一の幹線国道である。

　これはその松浦市の中心部の国道の様子であるが、現在は下水道の工事でご覧のような有様である。
バイパスが無料化されて以降、通過車両が非常に少ないのも残念だが、大変狭い上に交通量が少ないからと言って泥団子でぺたぺた穴埋めしたような、車で走るとガタゴトするでこぼこ道など今どき無いだろう。
いくら街が寂れてしまったといっても、市民を馬鹿にしているような気がしてならない。

　財政難の中、舗装の工事も予定されているらしいので、ガタゴトしない見違えるような道路を期待します。