少し前に掲げた「長浦尋常高等小学校址」の続編です。
再度立ち寄ったついでに少し周囲を見て回りました。
前回は見事な石垣があることから「古城址」では?と思って立ち寄ったのですが、こういったまるで「虎口」のようなところがあるかと思えば、この下にはほとんど「櫓台」みたいな、四角い石垣の風化したようなところもありました。
また、敷地の東端のほうは、これもまるで「高石垣」のようなところもあって、ますます「古城址」の疑いを持ったのですが、北側は一段高い小山状で、城地としてはまるで無防備。
で、帰ってから琴海町付近の古城址を調べてみたのですが、村松川沿いの「村松城祉」や、戸根原の「小崎の城址」が見かけられただけで、やはりここは古城とはまったく無関係のようでした。
やはりこれらの石垣は、明治期に学校の敷地を造成するときに築かれたのでしょうか。ここの石垣は全体に小振りの石で、扁平な石を水平に重ねて積み上げてあるのですが、この辺りではこういった石が産出されるようで、古くからこうした築き方をしているようです。
運動場跡から見えるこの小島は「七百島」というのですが、何と読むのでしょう?
中央付近の一番高い木の枝先に、鳥が(多分、鳶と思います)二羽とまっています。まぁ、どうでもいいですが。
で、今回でこの「長浦尋常高等小学校址」は終わり。
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まさき設計
撮影データ(:panasonic LX3)
1:S=1/60、F=2.0、ISO=100、WB=auto 3776×2520より600×400へ圧縮・縮小
2:S=1/80、F=2.2、ISO=100、WB=auto 3776×2520より600×400へ圧縮・縮小
3:S=1/80、F=2.8、ISO=100、WB=auto 3776×2520より600×400へ圧縮・縮小
4:S=1/500、F=3.2、ISO=100、WB=auto 3776×2520より600×400へ圧縮・縮小