ちょっと気になるコーヒータイム

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人形浄瑠璃と有田ポーセリンパーク

2008年10月22日 01時28分04秒 | 文化活動など
 先頃文化協会の研修で、長崎県波佐見町であった「九州人形芝居フェスティバル」の観劇と、佐賀県有田町の有田ポーセリンパークで焼き物の見物などをしてきました。

 「人形浄瑠璃」というのを見たのはこれが初めてで、大人の半身ほどの人形をほとんど三人で操るもので、浄瑠璃の「語り」と三味線などの音楽が合わさり、なかなか迫力もあります。
感覚としては、舞台装置からPA(音響)など、生の人間が演じる芝居に近いものがあります。
 この他にも「車人形」と呼ばれる一人で操る人形芝居もあり、フラメンコダンスを見たのですが、移動しながら両手両足を操る妙技には思わず見入ってしまいました。

 有田ポーセリンパークには遊びに寄ったのですが、ここは現在宗政酒造が運営する「酒・食・器」のテーマパークです。
実はここも初めて来たのですが、何故か進入路脇にあるガランとした広大な第二、第三駐車場が印象に残りました。
 もとは三セクか何かで造ったところだと記憶してますが、「ツヴィンガー宮殿」や、ハーフティンバースタイルの建物群など、レストランにデカデカと掲げられた「バイキング」などの日本語の看板類が無ければ、ほとんどヨーロッパです。

 長崎県にも「オランダ村(閉鎖)」や、「ハウステンボス」などヨーロッパを模して造ったテーマパークがありますが、何故か日本人はこういった「真似して造ったテーマパーク」が大好きで、いずれもオープン時には入りきれないくらい人が押し寄せるのですが、4~5年もするとそのほとんどが閑散となってくるような気がします。

 ある時TVで、日本人の海外旅行のスタイルも、その人気が観光地から各地の田舎へと移りつつあり、いよいよ成熟してきた、と伝えていましたが、いろんな意味で「本物」が問われる時代なのかもしれません。

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まさき設計

 

屋上ミニ菜園を作る

2008年10月06日 14時55分41秒 | 花と野菜
 我が家には狭いながらも屋上がある。
路面の庭が無いので様々な用途に使われるのだが、今回小さな家庭菜園を作った。
 これまでは写真の左上のように、そこらへんのモノにネギや紫蘇を植えていたのだが、さすがにあまりにも貧相なので、少しまともな菜園を作ることにしたのである。

 まず、ウレタン防水のコンクリートの床に塩ビ製のシート(板?)をタタミの大きさに敷き、その上に極小苗用ポットシートを排水用として逆さまにして敷き詰め、更にその上に目の細かなネットを敷き込んで、ようやく土を入れる。
 周囲はコンクリートブロックを1段回しただけなので、土の深さは排水用のポットシートの厚みを差し引くと16cm~17cm程度となる。ブロックはある程度重量があるので置いただけで固定はしていない。

 かくしてホームセンターへの買付から古いプランターの片付け、そして完成まで約半日かかって出来上がったのが、写真左下と右、140cm×80cmのミニ菜園である。

 早速ネギ、サラダ菜、春菊、セロリの苗を植え込んだ。
見栄えは数段良くなったが、畑としての機能は今のところ未確認なので、楽しみに待つことしか出来ない。

 ただ我が家の屋上は3階にあるので、コンクリートブロック10個と追加用の土(約100L)を担ぎ上げるのは、かなり辛いものがあった。将来のメンテを考えると、あまり大規模に作るものではない、ということも学んだ半日でもあった。

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まさき設計