ちょっと気になるコーヒータイム

風景とか建築とか、その他もろもろ・・
           Messages from Masaki Fukumoto

愛想のいい花たち

2009年05月14日 11時45分42秒 | 花と野菜
 初夏を迎え、踊り場の花たちも愛想を振りまいています。
ここにはチョウチョもやって来ます。
ミニバラは本当は今が一番いい時なのですが、うどん粉でやられて、
屋上で休養中・・・。
中輪が一鉢だけ頑張っています。黄色に続いて赤が咲きそうです。

                        mm

 まさき設計

ゴーストタウン?

2009年05月13日 00時00分57秒 | 長崎県松浦市周辺のこと
 先日の日曜日、午後3時頃ちょっと思いついて文房具屋さんに買い物に
行ったところ、閉まっていた。
そう言えばここ松浦市は毎週ではないが商店が一斉に閉まる日曜日がある。
変わっているものだ。

 それにしても左の写真のその通りには人も車もいない。音も無い。
さすがに国道はそんなことはないだろうと思い、右の写真の国道を見てみ
ると、やはりここにも人も車もいなかった。おまけに無音である。

  お~い、起きてるのは僕だけですか~?
  というか、いくら過疎化が早いといっても皆さん、まだそこら辺に
  住んでるんですよね?僕だけ置いて行かないでくださいね~。
  
そう言えば2~3年ほど前から、仕事の用事で夜の12時過ぎ頃に御厨方
面から志佐まで帰ってくる時、車1台ともすれ違わず、志佐に入って来ても
この右の写真の国道を見渡して、人も車も犬もネコも、何にも動いている
ものが見あたらない時が時々ある。ひょっとして起きてるのは僕だけ?
そんな時、頭に浮かぶ言葉は

 「お~い、誰かいるか~っ?」

って、ここはゴーストタウンですか、それともどこか他の惑星?

                mm
 まさき設計


唐津の町並み

2009年05月09日 10時18分10秒 | 建築的に
 唐津市内、特に城内は至るところ石垣やら土塀やら、あるいは腕木門があったり古い建物があったりと、大変落ち着いた町並みを見ることが出来ます。
 これは「旧 高取邸」ですが、ある日天気が良かったので、自転車でフラフラと散策していてついでに見てきました。

 炭坑王と言えば以前このブログでも「旧 伊藤伝右衛門邸」を紹介してますが、これは杵島炭鉱の経営者として知られる高取伊好(たかとりこれよし)(1850~1927)の旧宅で、唐津市北城内の海岸沿いに建っています。
旧 伊藤伝右衛門邸とほぼ同じ時期に建てられた建物で、増改築で明治期から大正、昭和へと移行していく建築的な特徴を持っています。
 見所は人によって異なるとは思いますが、僕が少々驚いたのは工芸品レベルで仕上げられた「仏間」、茶室周りの細かな造作、あるいはあちこちにある意匠性の高い建具、欄間、杉板絵等であって、謳い文句の絢爛たるふすま絵が描かれた「能舞台」ではありませんでした。

 洋間の応接室は「旧 伊藤伝右衛門邸」にもあるのですが、これが和洋折衷の趣を見せるのに対し、この「旧 高取邸」のは完全に「ヨーロッパ風」の洋室として造られています。暖炉も小さくスマート。

 それにしても歴史を感じる街は、何とも言えず居心地がいいものです。

                  mm
 まさき設計