ちょっと気になるコーヒータイム

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鹿子島神宮 神巡り旅 第9項(3)

2016年06月17日 15時14分11秒 | 神めぐり旅

「本殿」前の「勅使殿」です。

「正八幡宮」の額が掛けられ、全国八幡宮の「本宮」と称しています。(鹿子島神社庁)

この「唐破風」上には、金色に輝く「菊の御紋」がありました。(画像がちょっと・・)

この日はちょうど「月次祭」なのか、お祭りが行われていました。

「拝殿」より「本殿」を見る。

県内最大の木造建築で、宝暦六年二十四代島津重年公の造営だそうです。

「本殿」を背面より。

 本殿境内にはこの他、「四所神社」で「大雀命」(仁徳天皇)を

「武内神社」、「隼風神社」でそれぞれ「武内宿禰」(タケウチノスクネ)、「日本武尊」(ヤマトタケルノミコト)を祀ります。

官幣大社に相応しく、静かな威厳に満ちた「神域」です。

     mm

撮影:Nikon  P 7000

 


鹿子島神宮 神巡り旅 第9項(2)

2016年06月17日 14時48分52秒 | 神めぐり旅

立派な唐破風の玄関を持つ、社務所前の広場に出ました。

ここには「豊玉彦命」を祭神とする「雨之社」があり、すぐ横手に「御神木」も立っています。

本殿へ向かう石段側を見ると、ちょうど巫女さんが歩かれていました。

朝の、清々しい気配の中で見る「巫女さん」の姿は、心が洗われるようです。

石段を登ると、一対の「献灯」と書かれた灯籠がありました。

お~、あったあった、ここに「菊のご紋」が晴れやかに彫ってあります。

でも、金色ではなく白色・・。

左手の「手水社」には、「霧島神宮」で見たのと同様に、龍の口が水を噴いています。

ここには「竜宮の亀石」なるものも鎮座しているが、「霧島神宮」にも「亀石」がありましたね・・。

やっぱり、「霧島神宮」とはかなり近い関係か・・。

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撮影:Nikon P7000

 

 


鹿児島神宮 神巡り旅 第9項(1)

2016年06月16日 17時57分48秒 | 神めぐり旅

鹿児島には往時二つの国があって、ひとつは薩摩ですが、もうひとつ大隅があります。

そこで大隅一の宮を目指すのですが、それは「神宮」の社号を持つ、「鹿児島神宮」です。

旧社格は「官幣大社」、主祭神は「天津日高彦穂穂出見尊」(アマツヒダカヒコホホデミノミコト)で、「山幸彦」として有名ですね。「霧島神宮」の祭神「ニニギノミコト」と「コノハナサクヤヒメ」の間に生まれた「御子」です。

 

「神宮」と言えば「伊勢神宮」のことですが、先に掲げた「霧島神宮」やこの「鹿子島神宮」は皇室の祖先を祀り、「明治神宮」や「平安神宮」は歴代の天皇を祀ってあります。そのため「神宮」とはごく一部の「社」に与えられた称号です。

ちなみに近郊の「宮崎神宮」(宮崎市)は、初代天皇「神武天皇」を祀ってあります。

~「宮」も皇室と関係が深い「社号」ですが、それ以外は「神社」、あるいは「大社」などと称号が付いています。あくまで一般論ですが・・。

 

画像は朱塗りの「一の鳥居」。形態は「明神造り」でまっすぐ参道が伸びています。

ところが突き当たりの「二の鳥居」は「神明造り」で、ちょっと違和感。

二つとも「皇室」の象徴である「菊のご紋」が見当たらないのですが、とりあえず参道を進みます。

神社でよく見かける「楠」の巨木が一対立っていますが、ご神木でしょうか。

対の御門神社の前の水路にかかる石橋は、太鼓橋になっています。

横から見るとこんな感じ。

ところでこの水路、地図を眺めていたらとてつもない水路でした。

市の北方、よく判りませんが、隼人町松永の新川発電所あたりで天降川から取水し、西の台地の裾を取り巻くように、延々と流れています。

いつの頃に出来たのか判りませんが、なんと隼人町東郷の、肥薩線が国道504号線を越える辺りでは、川の下をくぐっている!(と思います。)

ま、水路は各自調べて頂くことにして、石段を登ります。

石段を登って振り返ると、こんな風に見えます。

 

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撮影:Nikon P7000

        

 

 

 


美人は3日で・・・

2016年06月08日 11時40分31秒 | 長崎県松浦市周辺のこと

以前にも登場した西海市大瀬戸近くの池島と、周辺の小島です。

右奥が「池島」、手前に「母子島」の母島、子島。

穴ポコが空いてるのが子島(かな?)。

左奥は「大蟇島」と「小蟇島」、何と読むのでしょう?

手前の岩礁には名前が見当たりません。これは見る角度によっては

ローソク岩のように見えます。

このずっと先には五島列島があります。

夕陽の頃はまさに絶景!なんですが、地元の人たちは見慣れているせいか

あまり興味がなさそう。

よく美人は三日で・・・などと申しますが、風景には人格や性格といったものは

関係ないから、いつまででも眺めていられます。

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撮影:Panasonic  LX-3