先日、天気がいい日に唐津の街中をブラブラとドライブ、と言うよりお散歩かな。
これは「唐津歴史民俗資料館」(旧三菱合資会社唐津支店本館)で、港の付近にあります。
設計は三菱丸の内建築事務所ですが、唐津出身の建築家曾祢達蔵が監修にあたったとされており、明治41年に建てられました。
当時の写真を見ると埋め立て地にこの木造2階建ての洋館だけが建っており、石炭の積み出し等を担っていたこの建物は「三菱御殿」とも呼ばれていたそうです。
現在は休館中ですが、県の重要文化財であり、この頃はアニメ「ゾンビランドサガ」で脚光を浴びたりしております。
で、こっちは「旧高取邸」。(2009年、5月9日のブログにて掲載)
これも石炭で材を成した、高取伊好(たかとりこれよし)の旧邸宅です。
ちなみにこっちは国の重要文化財となっていますが、いつでも見学が可能です。(月曜休館)
僕は二度目の見学ですが、「旧伊藤伝右衛門邸(飯塚市)」に並び、明治から昭和初期への建築の特徴を併せ持っています。
やはりこの建物は木製建具が大変繊細で、様々な工夫もあり、僕にとっては最も気に入っているところです。
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撮影:スマホ他