『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

『怖い大地震は忘れた頃にやってくる!』

2013-11-10 11:45:13 | 日記
茨城で震度5弱(時事通信) - goo ニュース
初めにお断りします。筆者は地震は絶対起きて欲しくないと思っている一人です。地震予知が正確ではない現在(日本地震学会は予知は現在の地震学では困難と発表しています。)、不安を煽るような書き込みはしたくありません。しかしながら、『備えあれば憂い無し』で今後備えは必要ですし、大切なのは心構えかもしれません。歴史学の視点からアプローチすると2011年東日本大震災→869年貞観地震、、貞観地震の9年後にはマグニチュード7.4の相模・武蔵地震が起きました。菅原道真らが編せんした『日本三代実録』には被害が甚大だったと記載されています。そして更に9年後887年は仁和地震が起きました。地震を怖がらないためにすることはメカニズムを知ることです。地球の内部中心はドロドロに溶けたマルトルと呼ばれる液体で満たされています。地球の表面は約10キロの岩盤で覆われており、プレートと呼ばれています。このプレートはあちこちでひび割れが生じており、地球内部の熱いマグマが吹き出しています。噴き出したマグマは冷えて固まってプレートになります。あるプレートの裂け目では、プレートが他のプレートの下に潜り込み溶かされてマグマに戻っていきます。この動きはプレートテクトニクスと呼ばれ、大陸移動説やヒマラヤ山脈の形成などのメカニズムを証明する根本的な理論となっています。太平洋の中央には南北に大地溝帯と呼ばれる、マグマの吹き出し口があります。太平洋を取り囲む陸地の近くには、プレートの沈み込む海溝と呼ばれる部分があります。地球上で起こる地震の多くはプレートの沈み込みの部分で起きています。プレートとプレートがこすり合ってひずみが生じ、それを緩和するためにプレートがたわみます。これが日本で多く起こっている海洋型地震のメカニズムです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NHK『従軍慰安婦、偏向報道の... | トップ | 中国中央委員会第3回総会で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事