広島カープが、大砲不足解消のため、来季の新外国人選手として、米大リーグのアスレチックスでプレーしたマット・デービッドソン内野手(31)=右投げ右打ち、191センチ、104キロ=を獲得することが11日、分かった。三塁が本職で、メジャー通算54本塁打、3A通算163本塁打を誇る大砲候補。大筋で合意しているとみられ、近日中に発表される見通し。
デービッドソンは足を高く上げるパワフルな打撃が持ち味の長距離砲。2013年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューすると、ホワイトソックス時代の17年には26本塁打、18年には20本塁打をマークした。20年にはレッズでプレー。秋山翔吾とはチームメートで、秋山が「1番・中堅」、デービッドソンが「6番・指名打者」でスタメンに並んだこともあった。