日経平均は9月大幅高スタート。8/31日は久々に月末に強い動きが見られたが、その反動もなく一段と上を
試しに行った。下落した海運株や鉄鋼株などもそこまで厳しい下げではなく、日本株を取り巻く環境が変わ
ってきたようにも感じられる。このところの日経平均は、下げた後の戻りで前の高値を抜くことができずに
失速していたが、きょうの上昇で直近8月12日の戻り高値28279円を上回った。また、13週線(28110円
1日時点、以下同じ)も超えてきた。週足なので今週末の水準が重要ではあるが、13週線は5月以降、戻り
局面で抵抗となっていた水準であるだけに、難なく突破してきた点は先高期待を高める。間を置かずに上に
控えた26週線(28658円)を超えられるかがあす以降の注目点となる。日経平均は年初来高値を伺う勢い
です。やはり、売り物薄の中、空売り比率40%越えと無理やり下げされられた感があり、その反動かも
しれません。自民党も総裁選実施で支持率回復傾向ですし、ワクチン接種も進んでいます。投資家は株価
が年末にかけ急上昇し年初来高値を取りに行く場面も想定すべきでしょう。