日本人の全年齢の平均給与額は約30万円・給与のピークは50~54歳で37万3500円だそうです。米国では年齢差により収入に違いがでるのは日本と似ていますが45〜54歳 $80,671(807万円) で日本よりかなりもらっています。物価が違いすぎるということはありますが、この30年物価が上がらない日本が異常なのでしょう。物価が上がらず、デフレが続いた原因は消費税だと思います。コロナ禍で消費減税をしなければ日本はますますヤバくなるのではないでしょうか?
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興味はあるけど、なかなか知ることができないのが他人のお給料事情。業種や会社が違うと他の人がどれくらいの給料をもらっているのかが気になります。そこで、年齢別の平均給与額を厚生労働省が調査した「令和元年 賃金構造基本統計調査」(2020年最新調査結果)をもとにみてみましょう。
同年代でも、性別や雇用形態、学歴、業種などによってどのように変わるのでしょうか?
全年齢の平均給与額は約30万円・ピークは50~54歳で37万3500円

年齢・男女別の平均賃金(残業代などは含まない所定内給与)。男女で賃金の増え方が違う(単位:千円)
出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(全国)」
表は、年齢、男女別の平均給与(月額)の表です。この調査での給与は、所定内給与で時間外手当や休日出勤手当などは含まれていません。全体の平均は30万7700円。男性は33万8000円、女性25万1000円となっています。男性が女性より9万円弱上回っています。
年齢別にみてみると、給与額のピークは50~54歳で37万3500円。20代は20万円台前半(20~24歳 21万900円、25~29歳 24万3900円)ではじまり、30代になり20万円台後半から30万円台に(30~34歳27万5900円、35~39歳 30万5300円)、40代で35万円前後になり(40~44歳 32万9600円、45~49歳35万300円)、50~54歳が37万3500円と一番高額となっています。
その後は55~59歳は36万7200円と微減しますが、60歳代になるとぐっと減り20万円台(60~64歳28万3000円、65~69歳24万9000円)となっています。
男女別給与額・ピーク時の50~54歳で15万円ほどの開きがある
男女別に給与のピークを見ると、男性女性とも50~54歳ですが、女性の27万5800円に対し、男性は42万3700円。なんと、15万円ほどの差で、1.5倍ほどの開きがあります。賃金カーブをみると、男性は50歳代前半に向かって上昇しているのに対して、女性はほぼ変わらずといったところです。
学歴別給与額・年齢が上がるにつれ学歴による賃金差が顕著に

学歴・年齢別の平均賃金(残業代などは含まない所定内給与)。学歴が高いほど賃金は高く、上昇額も高くなっている(単位:千円) 出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(全国)」
表は学歴別の平均賃金です。大学・大学院卒は、20歳代20万円台、30歳代30万円台、40歳代40万円台、50歳代50万円台と見事に50歳代までは年齢に比例して給料が右肩上がりになっています。60代前半になると38万円程度になりますが、平均と比べてもかなり高い水準であることがわかります。
高専・短大卒は50~54歳がピークとなる大学・大学院卒と同じ形の賃金カーブとなっています。学歴に関わらず、ほぼ50~54歳が賃金のピークといえるでしょう。
ピーク時の賃金は、大学・大学院卒は51万2500円に対して、高専・短大卒33万2400円、高校卒30万7400円と20万円前後も差が出ています。20歳代では賃金差は2~3万円程度でした。年齢があがるほど、学歴による賃金差がでてきています。
男女、学歴別の平均賃金でした。