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『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

ウォン安が止まらない韓国、日米との関係悪化で“助け舟”も絶望的!

2019-05-15 08:40:50 | 日記

4月25日に発表された、2019年第1四半期のGDPは前期比で0・3%減(速報値)だった。ウォンはこの発表を受け急落した。ウォンはこれを期に、1ドル=1110~1140ウォン台のボックス相場を1年9カ月ぶりに離脱した。1997年の韓国金融危機は米国との関係が悪化した結果、通貨危機に陥っても助けてもらえなかった。今回もそれに準じる気配です。学習能力があるとは思えませんね。いずれにしても、日本とも関係悪化し、経済と政治は別物と和解を日本に切り出しても、元徴用工裁判で日本企業の資産が売却されれば、関係修復は難しいでしょう。ライバル中国、韓国経済の景気低迷は日本経済にとってマイナス面ばかりでは無いかも知れません。

以下抜粋コピー

 韓国ウォンが急落する。米中経済戦争がきっかけだ。それに米国・日本との関係悪化が追い打ちをかける。韓国が通貨危機に陥っても、誰からも助けてもらえないと市場は見切ったのだ。5月14日の韓国外為市場でウォンは前日比1・90ウォン安い1ドル=1189・40ウォンで引けた。一時1190ウォン台に乗せるなど、前日(10・50ウォン安の1ドル=1187・50ウォン)の地合いを引き継いだ。2年4カ月ぶりの安値水準で、韓国通貨当局の当面の防衛ラインと見なされる1ドル=1200ウォンに迫った。

 米中の関税引き上げ合戦で中国経済がますます悪化するとの懸念を反映した。韓国は中国向けの輸出比率が25%前後と高いため、中国経済が減速すればもろに打撃を受ける。すでに、2018年12月から輸出が前年同月比でマイナスに転じており、貿易黒字も急減した。5月13日発表の最新の通関統計(5月1~10日)では、輸出は前年同期比6・4%減の130億ドル。中国向けが同16・2%減だったのが響いた。品目別には輸出の20%を占めてきた半導体が同3・8%も減った。

 半面、輸入は同7・2%増の152億ドル。10日間で22億ドルの貿易赤字を記録した。1月1日から5月10日までの累計では110億ドルの黒字を確保したが、同40・4%の激減ぶりだ。韓国は貿易赤字が発生するか、黒字でもその幅が急減した際に通貨危機に直面してきた。

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