米中貿易協議の行方に対して警戒感が強まる中、7日のNYダウ、ナスダックは大幅続落しました。下げを牽引したのは中国市場依存度が高い銘柄、今日の東京市場も大幅安で始まるのは間違いなさそうです。いずれにしても、米中貿易戦争の着地点が見つかるまでは不安定な相場が続きますが、バフェット氏が述べているように高値波乱一時的な気がします。
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ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は6日、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する追加関税を10日に25%へ引き上げる方針を表明。これを受けて、市場では中国の劉鶴副首相が訪米を見送るのではないかとの観測が台頭したが、中国商務省は劉副首相が9、10の両日に貿易協議のために米国を訪れると正式発表した。ただ、両国による協議は難航し、交渉の決裂や延長の可能性も否定できない状況となっているため、いったんは終息した貿易戦争が激化するのではないかとの懸念が再燃。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、下げ幅を拡大している。
個別銘柄では、ダウ平均構成株は全面安。米中貿易交渉の先行き懸念から、中国市場への依存度が比較的高い企業が下落。