中国で梅毒が大流行しているようです。その煽りで日本でも梅毒が前年度比で増加していますが、日本の300倍とその比ではありません。新興国特有な歪な形で成長しており今後、中国に限らず新興国は先進国側の厳しい視点に今後さらされることになります。日本企業が製造拠点を本国回帰する動きは円安や新興国側の事情により出てくるものと考えています。軍事政権で政局不安な国や反日で先般の産経新聞記者へ言論弾圧の国韓国、水害で衛生問題のあるタイ、PM2.5の環境問題や性病が流行している中国への赴任を拒む企業家や従業員は世界的に続出すると思われます。新興国にとってはいままで黙認されていたことが問題視される厳しい時代が続くと予想されます。反対に治安が良く、政局・法治が安定しており、円安で物価が安く、外国人には消費税がかからない日本へ来る外国人は急増するはずです。ザックリいうと新興国に生産拠点を移した企業は苦境に立ち反対に国内にとどまり顧客や人材として外国人を受け入れる企業は活況を呈するということです。勝ち組に入るには、今までの成功体験を否定するなりそれなりの努力が必要ですが一旦入ってしまえば後は楽で長期安定します。
くコ:彡コピー 現在、中国で最も猛威を振るっている性感染症といえば、梅毒である。中国衛生部が発表した「全国法定伝染病疫情状況」によると、2013年度の梅毒感染者数は40万6772人。これは15年前の10倍以上であり、人口10万人あたりの感染者数は約30人。中国では梅毒の夫婦間感染や母子感染が問題となっているという。
厚生労働省の13年のデータから計算すると、日本の梅毒感染者数は10万人あたり0・1人以下であり、その差は歴然としている。
中国人にとって淋病(りんびょう)やクラミジアをはじめとするいわばライトな性感染症は、風邪のようなもので、薬局で処方箋なしで買える抗生物質を服用して治す人がほとんど。実際の感染者数は、当局のあずかり知るところではない。
そんな中国では、性行為を経ずとも公衆浴場やプールなどで感染してしまう例も多い。
例えば12年には、上海のホテルに宿泊した3歳の男の子を含む一家6人が、尖圭(せんけい)コンジローマに集団感染する事件も起きた。ホテルの浴槽やベッドが感染源と疑われている。
性感染症には分類されずとも、風俗嬢と客の接触によりうつる恐れのある感染症も流行している数年前には中国結核予防管理センターが、非活動性のものも含めた結核菌保菌者が、5億5000万人に達するという驚愕のデータを発表した。そのうちの発病率は10%で、10分に1人が結核で死亡しているという。また、13年にB型ウイルス性肝炎に新たに感染した人は96万2974人。継続感染者は約1億人とみられ、これでいくと約13人に1人がキャリアということになる。
さらに、すでに歴史となったかに思われたペストもこの国では現役だ。今年7月には、甘粛省玉門市で死者が出て、市民ら約3万人が隔離される騒ぎとなっている。
SARS(重症急性呼吸器症候群)や鳥インフルエンザなど新種の感染症が中国で発生しているのは周知の事実。エイズ検査で陽性反応はみられないものの、エイズに似た諸症状が現れる「陰性エイズ」という得体のしれない感染症も報告されている。