絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

北京のマンション

2009年09月20日 10時04分58秒 | 
以前に記事に書いたと思うが、いま中国には年収1000万円以上の人が
5000万人超いるという。
そのほとんどは、北京・上海など主要都市部に住まいしていると思われる。

この画像のようなマンション群が北京市内いたるところにあった。
いま、北京で外資系企業に勤める人の平均月給は7万くらいだそうだ。
地元の会社は3万くらい。
その給料では到底こんなマンションに(借りるだけでも)はいることは出来ない。
また、住居権を買うことも出来ない(中国は共産圏なので個人所有はない)。
しかし、このようなマンションは林立して、これからもさらに増えるようだった。
住宅を買い求める人が殺到し、政府はその対応に追われているとニュースで
みたことがある。

一般人はこんなマンションとは無縁である。
しかし、マンションの購入に人が殺到する!
つまり、13億とも14億ともいわれる中国の人口を考えれば
一部の人!?ですら、5000万人いるのである。
この、国内では使えきれないほどのお金を持った5000万人が
世界中の市場のお客さんなのだ。
かつて「エコノミック・アニマル」と先進国から白い目で見られたのは日本だった。
しかしいまや「エコノミック・チャイニーズ」が世界を席捲する時代になったのである。

物を作る側としたって、極端に安い人件費の中国にかなわない。
そして、これからは[技術]自体も盗まれ、活用されてしまう時代がくる。
そんな予感が大いにした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。