絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

やっぱり着てきて欲しいなあ

2006年02月10日 23時37分47秒 | きもの
しつこく「お茶サークル」のこと書くんですが…
前にも書いたのですがね、
お茶の先生がね、この公民館の稽古のとき
洋服でいらっしゃいます。
着物着てこられるのは、発表会と初釜のときだけ。

わたしの悪い癖で、何かを知ろうとするとき
必ずさきに「本」よんじゃうんですね。
で、お茶の稽古より先にわたしは「茶席のきもの入門」を
読んでしまったわけです。
この本は、表千家の「速水祐永」という方が書かれたもので
茶趣あるきものとは…ということですが
なにより、お茶に向かう精神みたいなのが
文面からあふれ出るような、いい本なんですよ。

で、わたしも、お茶を習うんなら、
濡らしてもいいような着物でいいから
公民館に着ていこうと思ったわけです。
それで、着物での立ち居振る舞いとか
そういうのもできるようになるかなあと…夢見たのですね。

しかし、実際は、肝心の先生が洋服なんですね。
正直、最初、どの方が先生かわかりませんでした。
すごくショックでした。
生徒が洋服ってのは、全く普通の風景でしょうが
先生も洋服…

その方は、ちゃんと名前もおもちの方です。
でも、公民館サークルの経験長い人にお聞きすると
他の先生も、着ては来ないそうなのです。
(子どもの体験学習などのときは着てるかも)

結局、先生方は何を考えているのかって
何も考えてないのですね、たぶん。。。
(青い目の人だって、着物着てお茶するのに…)
夢は儚く消えて、何しにわたしはそこへ行くのか?と。
かといって、誰一人着物着てこないお茶に、
先生すら着てこないところに、自分ひとり着ていけるのか?とも。

わたしの偏狭な頭では(とくにお手前)洋服での所作の習いなぞ
陳腐以外の何ものでもないぞ、などと
何もわからんくせに、思ってしまうのでありまして。

例によって非常に長くなってしまいましたが
来年度も行くとしたら「根性を出して」「白い目で見られようと」
着物きていくしかないぞ、と思っています。
なんか、書いていて、いま、すごくブル~~~~~になってきた

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
着物の将来性 (若旦那)
2006-02-11 12:16:32
着物の将来はどうなのでしょうか

3代目として呉服屋を継ぎましたが、生活者の考えが時代の流れですから我々の考えは我田引水で参考になりません。お茶も邦楽も残り着物だけ滅びるということはないと思いますが、生活の中で着物を着るということはどうなっていくのでしょうか?しかし、日頃、日本文化から離れている方が外人がくると慌てて、日本文化を紹介している姿は滑稽ですね私も本を読んでから行動するタイプです。それは短所なことと長所にもなる場合もあると思います。物事は全て表と裏がありますからね。見方ですよ
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そうねぇ~~ (長岡)
2006-02-11 19:56:09
「あれ、着物着てきたの?」

と優しい目で見てくれるメンバーなら、

琴音さんが先頭切ってやってみることもできるね

「やっぱり、着物はいいねぇ」

「私も今度から着てこようかしら」となることもあるでしょうし、

やっぱりそこの雰囲気しだいだよね



琴音さんの場合は思い切って別のところを

探していてもいいのかもね

ストレスがたまりすぎるかもよ
返信する
あたたかなお言葉・・・ (琴音)
2006-02-11 20:36:05
結構落ち込んでおりましたが

コメントを読んでちょっと立ち直るわたし…



<若旦那さんへ>

「長所と短所は表裏一体」

ありがとうございます、少し気が晴れます。

生活着としての着物というのは

非常に難しいかもしれませんねえ。



でも、いわゆる団塊の世代の方って

(特に男性)これから「男の着物」に

嵌まる可能性おおいにありと思いますが。

ただ、単に着る、ということでなく

着物を着てするとぴったりだ、みたいなことが

盛んになってくると、ビジネスチャンスかも!?

(部外者の勝手な意見)



<長岡さんへ>

そうなんです、ストレスたまり過ぎ!?

このおしゃべりの止まらないわたしが

おとなし~~く(ほとんど聞き役)

9時半から3時過ぎまで

お昼も一緒にお弁当食べているわけですから…

なぜ、お昼もって?

それはね、会計だから!

先生のお弁当代、会計が払うんです。



1年目で辞めるはずが、終わりになぜか次の会計に

なってしまい、辞めるタイミングを失いました。

代表になった人は、それから1週間くらいで

辞めるって言い出し、結局違う人になりました。

よくわかんないや…。お茶以前の問題かも。。。

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