絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

作品理解

2006年12月18日 08時20分38秒 | 一絃琴
子どもの本の読み聞かせや、朗読でもいえることでしょうが
一絃琴も演奏する人がその作品をどのように理解して演奏しているか
ということが、非常に大切なことだと思います。

そんなこと、いまさら言うまでもないこととは思いますが
やっぱり、演奏を聞いた人が何かしらを「感受」できる
何かしらを「思い描ける」、そんな演奏が自分としては理想ではあります。
実際今はできてはいないけれども、そういうことを念頭に置いて
練習も重ねていかないと、、、とは思っているのです。
(怠惰なわたくしですが)

一方、この楽器の特性として、ホールなどでの演奏に
不向きであることと、少人数の座敷などでまじかに聞いてこそ
その真性を知ることが出来るということがあり
ある意味で「聴衆を持たない」楽器と言えないこともないです。
ただ、だからといって、自分ひとり合点がいけばいいみたいな考えには
向かうべきではないと思います。
自分自身の真実に向き合うということは
そのまま自分以外の人の内奥にも通ずることでしょうから。

先達の皆々様が、ひとつひとつの作品をどんなふうに解釈して
演奏しているのか聞いてみたいものです。
(どんなふうに思って弾いているのかな~~~

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