絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

まじめな話

2006年11月01日 12時14分12秒 | 一絃琴
この秋は、一弦琴の発表会には予定があって出られないことに
なりました。冬の初めのそれもたぶん出られないでしょう。

いままで極力琴優先でやっていましたが(といってもここ3年だけですが)
家庭内の都合もあり、そんなふうになってます。

発表会の日時は、大抵かなり前から知らされますが
曲が決まるのは1ヶ月前になってから、というのが多いですね。
つまり、どれでも弾けるよう心の準備だけは必要ということでしょうか。
(うまく弾けるかどうかは別の話ですが)

これまで、他の社中の方と合同というのが結構ありました。
そういうとき、最後に「須賀」を合奏するのが常でしたが
これがまた、先生によって多少『間』が違ったりして
非常にあわせづらく、ほとんど真剣には弾けませんでした。
あと、音が全然違うんですね。
「音」というのは、正確には「音質」ということです。
自分が自分の音を弾けば、確実に足並みを乱し
「合奏」にはなりません。ですので、結局当日は弦を呂管で
撫でるだけの演奏になります。
そうすればめだちませんし、ひとつのまとまりのある演奏になるのです。
(つまりか細い音の集合体のまとまった音)

稽古のとき、先生と『須賀』を合奏すると
まるで一本の琴の音のように聞こえるので(自分には)
先生の言われる「音が立つ、演奏」に少しは近づいているのかもと
思ったりします。(誰も褒めてくれないので自画自賛

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