絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

対面朗読の実態

2006年02月27日 14時30分54秒 | ボランティア
図書館サービスの一環として、視覚障害の方向けの対面朗読をやっているところは
少なからずあると思う。
でも、実際のところは、閑古鳥がないているのが多いのではないだろうか。
本を読んでもらう希望が少ない上に、図書館まで自力で来ることが
そもそも困難なのである。
図書館は、来館者へのサービスの一環として、これを考えているわけなので
ここへ付き添いでだれかヘルプが付くサービスは、社会福祉の方の話なのだ。
なかなか、話は先に進まない。
ボランティアのほとんどの人が、60~70歳のかただ。
(わたしは若輩)
他に、これからスキルアップ講座の内容として何か意見は?という
議題があった。そしたら、録音奉仕をしているベテランの人が
講義内容を、自分たちみたいに「力のある」人と初心者を
わけて講習をしてほしいと発言した。(正直ビックリ

ふ~~~ん、そんなに違うのかな?
わたくしめは、そう言ったベテランの方の「息継ぎが大きい」のが
ヒジョーに気になった。(その方の癖で、とても特徴的、平原の歌い出しみたいなの)

今はパソコンの機能を使って、ニュースなどは音声で聞けるので
昔みたいに「何でも人力で」ということはないし、
視覚障害の方の聴力ってすごいので、健常者が到底聞き取れない
超早スピードのものだって聞き取れる。だから、滑舌が素晴らしいかどうかって
果たしてそんなに重要なのか、などと思った。

自分の音読力に酔うのも良いけど、
自分のためのスキルアップなら、自腹でそういうのを探せば良いのにな・・・
個人的には、お客さんにわかりやすく、一緒に楽しく過ごせる
そういう関係をもてるのが「対面」の良さと思ったりした。

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