絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

家族とは

2006年07月02日 17時30分49秒 | 子ども
木曜日夜に長男が帰省した。
就職する会社に呼ばれて東京まで出てきたので
祖父の見舞いがてらの帰省だった。

お兄ちゃんが帰ってくるというので
家の中がなにかちょっと華やいだ感じになる。
不思議だ。これといって特別なことはないのだけれど・・・。
年老いた親だけが住む家に子どもや孫たちが訪れると、
にわかに家の中が活気付く、それと同じなのかもしれない。

遠く離れた大学に入った頃は、
長男ひとり帰っていくのがかわいそうに思えて
(というか、自分自身が寂しくて)
弟と一緒に涙がこぼれたりしたが・・・

最近になって、親があれこれ指図せずとも
自分で考え行動していくだろうと、
子どもと自分を切り離して考えることがやっと出来るようになった。

人の一生の中で、親子が親子らしくべったりと一緒にいる期間は
実は短いのではないかと思う。
思い出とともに、親子していられた時代を振り返られることを
幸せに思う。



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