絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

お弟子さんの稽古

2007年01月09日 16時23分29秒 | 一絃琴
三味線のほうのお弟子さんの稽古の様子を
横の部屋で聞いていて
地歌三味線といういわば古典を大切にするものを演奏する
のではあるけれども、やはり現代に生きる自分たちが現代の人に
聞いてもらえるような演奏をめざすのであって
昔の人の全くの再現ということではない、という先生のお考えに
いたく感心した。

一弦琴にも同様のことが言えると思うし
また中国から渡ってきて、そのままの有り様を呈しているような楽器でも
同じことがいえるのではないかと思ったりした。

結局昔のコピーのままでは、たとえ伝承があったとしても
やがて消え去っていくことを阻むことは出来ない、ということ
なのかもしれない。

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