絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

「住の江」

2006年05月17日 09時55分15秒 | 一絃琴
「千代の友」もきちんと弾けてないけれども次の曲に入りました。
これも良く分からない…
新しく入られた男性の方が、お稽古のとき先生の演奏を
録音したいとおっしゃったそうで(先生いわく)。
1ヶ月に2回、ただ聞くだけではなかなか頭に入らないので、と
いわれたそうです。もう実に同感です!
でも、文句言いのこのわたしですら
それはなかなか言いづらく、お願いしたことはありません。
演奏会のときも、録音したことはありません。
(録音されたくない、というようなことを以前話しておられたので)

録音されたものを参考にして練習すればきっと上達が早いと思います。
でも、録音された琴の音に気をとられると
自分の琴の響きに鈍感になってしまうようにも思い、
できれば、他のお稽古のように毎週見ていただくのが良いでしょうね。
せめてそれぐらい接してないと「伝承」と言いいがたいではないかと
思ったりします。

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2 コメント

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録音のこと (lazybones)
2006-05-17 23:06:29
自分のお稽古のために先生の演奏の録音があればと思い、私もかって先生にお願いして何回か録音させていただいたことがあります。先生はもともと録音されることを好まれないと公言しておられたのですが、あえてお願いした次第です。しかし立場を替えて自分の演奏が誰かに録音されることを考えると、やはり嫌ですよね。録音は後々まで残るもので、どういう機会にどういう人に聴かれるかも知れない。それはやはり自分で納得のいく演奏であって欲しいと思うのは自然な感情でしょう。先生がCDなどを出されておればそれを購入して参考にすればいいのでしょうが、日常のお稽古の際に録音するのは礼を失しているように思い遠慮することにしました。



お稽古を始めて四年ぐらいまでは原則として毎週師匠宅に通っておりました。しかしいろいろと事情があり現在は隔週になっています。そこで最近は家での自分の演奏を随時録音してそれを聴くことにしています。すると自分では気持ちよく唄へたと思っていても第三者としてそれを耳にすると欠点も見え、だから改めるべきところも分かってきます。さらに、このようなことを繰り返していると、お稽古日にはどこがどのように先生の演奏と違うのかが手に取るように分かってくるように思います。確かに時間はかかりますが、『録音』をただ真似るよりは身につくような気がします。



ところで琴音さんのお稽古は先生の方針にもよるのでしょうが進度がとても速いですね。私が今習っている「夜開花」は演奏時間が5分前後のものですが、もう三ヶ月目に入りました。また「泊仙操」は半年以上はそれにかかりきりだったと思います。単純に時間数だけでは錬度を測ることは出来ないでしょうが、私の場合はどうしても暗譜にそれぐらい時間がかかってしまいます。

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Unknown (先に暗譜)
2006-05-18 08:13:24
たしかに、譜を見ながらですと、なかなか曲の感じも

つかめないので、できるだけ早い時期に暗譜したほうが

いいですよね。



録音もいいのですが、それに頼りすぎると

(たとえばCDなどを出しておられる先生のもの)

ほんとうに『癖』まで真似してしまうかもしれない、と

思ったりします。



うちの先生の進度ですか?

う~~~ん、なんとも言えません。

稽古は月2回ですが、定期ではありません。

(お休みのとき教えていただいているので)

自分の演奏の完成度で進んでいるわけではない

ように思ったりします。よくわからないです。

(先輩のお弟子さんの進み具合を配慮?)



人に何かを教えてもらう、ということは

自分の理屈を捨てる(自学を捨てる?)

ということだと、一絃琴をやって

初めて知りました。

(理屈の合う先生を探すのは至難の技)

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