絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

『スクールサポーター』という制度

2005年12月30日 00時02分04秒 | ボランティア
子どもの小学校では、3年前からこの制度が始まった。
「スクールサポーター」とは?
早い話が学校のお手伝いをする人である。
仕事の内容は、その学校によって異なっている。

うちの学校では、本の読み聞かせの人が多い。
あとは、家庭科の助手や営繕といって廊下のPタイル貼りなど。
また、校外学習の付き添いやマラソンの交通整理みたいなのもやる。
それぞれ自主申告制で、自分の協力したいことだけをするのである。

学校も10年前の長男の頃とはすっかり様変わりして、
デスクワークより体験学習重視になり、
外に行くことが極端に多くなった。
だから、先生の数だけでは、人手がたりないのだ
(グループに分かれたりして)。
しかし自治体の予算がないので教諭を増やせないという。
では、なぜこんなカリキュラムを組むのか?
この方法をとるのならば、人材確保とセットでやるべきだと
素人でも思う。

あれこれ文句を言いながらも、わが子の通う学校のことだし
ちょっとでも良くなればと、サポーターの人たちは集まってくる。

私は本の読み聞かせで登録して2年目、13人のひとたちと
今年は読むだけでなく、子どもたちの教室の学級文庫に購入する
本の選択と整理もやった。この、本の選択は予想以上に大変だった。
沢山買ってくれればいいが、ごくごく少ない冊数を選ぶのはしんどい。
(PTA予算)

でも、今のような、ぼろぼろの本しかない教室の本棚が
魅力的な本で埋め尽くされるまで、続けられるものなら続けたいと
ひそかに思っている。

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