絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

イタリア語の歌詞が自分の言葉になるまで、、、

2018年02月15日 02時20分34秒 | Weblog
いやー、相変わらず深夜まで起きている。
眠れない、、、
いや、眠る気がしない、、、

ミニ発表会が近づいている。
カンツォーネだけど。

もちろんイタリア語で歌うので、、、
毎日頭の中でaddio addioの曲が
流れている。

朝起きるとすでに曲が流れておるぞ!?
ちとやばい。
練習してもときどき間違える、まだ!

毎日毎日毎日、
イタリア語の歌詞の一語一語が
自分の言葉になって
イタリア語に感情が伴うように
感じられるまで練習する私だけども、、、

更にたいへんなことに
間奏にセリフを入れるなんてことになり、
ナレーションのように低く語ってみたら
先生に「なあに!その、しらけた感じ‼️」と
言われてしまい、どうしようもないわ。

冷めた感じがダメ、と言われても
私がこの曲の底辺を流れる感情を
そのように捉えているから
仕方ないんだもん、、、

addio addio、、、
生きて再び会うことのない別れ、、、

前半で、
二人の恋が冷めていくようすを

二人の微笑みは消えて
一緒に歩いていても孤独を感じる、とか
さらに、時は流れ、
いよいよ、二人の愛はまるで
海の水が干からびてただの塩と成り果てたかのようだ、
私たちの唇は乾いて言葉ひとつも話さない、

などと、
単に彼氏だけが心変わりしたのではない、
私たち二人の愛が冷めた、
と歌っているので、

addio addio〜fermati〜
行かないで〜〜‼️
って言ったところで
もう二人の仲は元にもどらないのを
自分も彼も察していて、、、
それでも、彼が泣いている、ふたりはまだ愛しているんだ、、、
というのは、、、なんて言ったらいいんですかね。
愛が冷めて、それまであった夢の世界が
美しかった世界が、消えていく寂しさ、悲しみ
苦悩、、、
もう消えかけているのに、
まだ完全には消えてはいないわずかな炎🔥に
息を吹きかけるかのような
そんな感じなんじゃないでしょうか。

だから
どうしても間奏にセリフ言うとすると
ふたりの恋はもう終わるのね、、、
みたいな感じになってしまう。

ほんとうは、もう終わっているんだけど
愛が消えていく苦悩を
嘘だといって!
と、絞り出すかのごとく歌い上げて
カタルシスを得たいのではないでしょか?