絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

敗戦はどこまで続く

2014年08月15日 02時01分29秒 | Weblog
今日は終戦記念日。
いや、敗戦記念日・・・。

毎年8月6日の広島と8月9日の長崎の原爆の日に思うことは・・・
なんで、非武装の民間人が20万人以上一気に殺された側の私たちが
失われた命の慰霊碑の前で「二度と過ちを繰り返しません」と言わなければならないのだろう。
日本がやった戦争は20万人以上の虐殺!をされても当然なのか?
広島、長崎だけじゃない、東京大空襲でも同様に相当数の人々が亡くなったときく。

明治維新以降、太平洋戦争へと向かう日本現代史を
日本人はもっと詳しく学ばなければいけないと思う。
なぜ日本は戦争をおこしてしまったのか、またなぜもっと早く終わらせることができなかったのか
ほかに道はなかったのか、などなど。

若者はもちろんのこと、戦争経験のない「大人」も
戦後69年たった今だからこそ明らかになってきた、様々な史実を改めて知らなければいけないと思う。
マスコミの作り話に洗脳されて、うすっぺらな「戦争反対」論だけ言ってたら
いつの間にか自国が無くなっていた、ってなことになりかねないとも思う。

戦争を実際に経験した人々は、肌で戦争を感じていたから
いままでマスコミが報道してきたアメリカ目線の太平洋戦争論について
違和感を持っていたに違いないと思う。
原爆を落としてやったから日本は降参したと?それで戦争を終えさせたって?
戦争経験者は絶対そんな風には思わない。
みな大切な家族や知人を何人も亡くしていたから。
日本人全員が「遺族」であったから。

最近は、右傾化が怖いとかいう報道もあるけど
日本人の大半は右傾化なんかしてないと思う。
戦争するくらいなら国土をやっても仕方がない、とか思ってるんじゃないだろうか?
そんなこと思うのは本当に「平和ボケ」以外の何物でもない。

自国がなくなってしまったら、自分自身の命も財産も何もかもなくなってしまうのに
どうして戦争回避といって、自分の国土を差し出せるだろう?
中東やソ連崩壊後の小国、漢族に支配されてしまった少数民族など
自国を守り切れなかった国々の悲惨な現実をよくよくみれば
安穏としていられることのほうが不思議だ。。。


直近の課題の中国と韓国、そしてロシア。
どうなる?どうする?
一度解決したことをまた蒸し返してどこまでも「戦争責任」とか言ってくる韓国を
どう黙らせる?
「自分のものは自分のもの、あんたのものも自分のもの」と言って侵入してくる中国を
どう防ぐの?
火事場泥棒のロシアからいつ北方領土を取り返せるの?


国と国の境がはっきりしてきた今は
たとえ島国であっても、地続きの国々と変わらない緊張感が必要だし
おもてなしは良くても「おひとよし」日本じゃ、国土がなくなってしまわないかと
心底恐れる敗戦記念日である。