絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

遅まきながら「湿潤療法」

2013年07月30日 09時09分12秒 | Weblog
高校生のボンが学校のクラスマッチで膝を擦りむいた。
一部は真皮までえぐるような広範囲の擦り傷。
血がどくどく・・・は子どもの言ゆえ、それほどでもなかったかとは思ったけど
さて、この傷どう治す!?

昔ならバンドエイド貼っておく?
いやいや、乾燥させるほうが早く治るでしょ?
それとも、いちいち毎日消毒と傷薬塗る?
そもそも傷薬って必要なのか?
消毒だけでいいのか???


そういえば、養護教諭の人が「今は保護するほうが良いという方向です」とか
なんとか言ってたっけ・・・と思い、ネットで検索。

出てきました、「湿潤療法」なるものが。
簡単に言うと
「傷口を水道水で洗ったのち、食品用ラップを当て、湿潤液で洋服を汚さないように
その上からガーゼなり当てて、包帯で巻く。テープで留めてもいい。
一日に2,3回ラップを替えて清潔にする。」
これで終わり。
消毒はしない。傷薬も塗らない。
理由は、このあと体から出てくる湿潤液なるものが、自ら傷を治すために
殺菌やら、皮膚再生やらの役割を果たすので
消毒をすればこの湿潤液のなかの殺菌作用も殺し、再生能力もなくなる、、、
とかいうことだった。
ホンマかいな???
傷が膿んでこない???

にわかには信じがたいが、どうせ傷を乾かしても
結局かさぶたがとれるまで時間がかかる。
夏休みで家にいるから「湿潤療法」でやってみるか!?
・・・ということで、やることに。。。

元来母を信用してない子どもは、「ほんとにこれでいいの?バイキン入るんじゃないの?」
とか、いろいろうるさい。
「神戸の逓信病院のホームページにも載ってたからこれでいいの!!!」
と、ほんとはわからないけど、いいまかしておいた。。。