安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

銀行の経営統合策に疑問

2019-06-23 22:25:08 | 政治
政府は銀行を救うために経営統合を推し進めるとしている。しかし、本質がわかっていないように見えるのは私だけだろうか?銀行の経営統合というのは、要するにリストラである。規模を縮小するということである。経営のスリム化はなるほど良いことかもしれないが、「貸し出し先がなくても耐えなさいよ、この先はもっと厳しいですよ」政府は暗にそう言っているのではないのか?だとしたら、本当に経済がわかっていないということである。銀行の縮小は経済全体の通貨の流通量が減少することを意味する。”問題は銀行の数ではなく通貨の流通量”なのだ。”不況になることが前提である”。そう言っているに等しい。誰でもいい、政治家にそのことを教えてあげて欲しい。経済と通貨の流通量は”ほぼ”比例しているのです。だから銀行には本来の業務(貸出)をしっかり行う公的使命があるのですよ。
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日銀単独の経済対策は無理がある

2019-06-23 22:03:25 | 政治
FRB(アメリカ連邦準備銀行)もECB(欧州中央銀行)も金利を下げての金融緩和に入ってきている。ほかの各国もデフレ対策を講じはじめている。その理由は自国通貨のレートを下げて貿易条件を良くし、そして利下げによって内需を拡大させることが狙いだ。しかしこの場合は銀行の利益が圧迫されて体力が落ちるという副作用もある。現にドイツ銀行などは本来の貸出業務で利益が上がらず、大量のデリバティブ商品で利益を得ていたが、それが大きな爆弾の元凶となって世界恐慌の原因になる危険性を孕んでいる。日本はどうか?日本の銀行は優良な貸出先が見つからず、マイナス金利で体力が奪われつつある。民間銀行の体力が落ちることは怖いということをどれだけの政治家が認識しているか?今は日銀単独の経済対策は無理があるだろう。消費税など上げている場合ではないのだ。一刻も早い内需拡大策を取るべきだ、それも最優先で。
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久々のトランプ・ウォッチャー ユーロ利下げ編

2019-06-23 18:33:53 | 政治

とあるユーチューブでトランプ大統領がECB(欧州中央銀行)の利下げを批判しているとの指摘がありました

本当でした。ということはEUも利下げ、景気刺激策を始めたということですね。
世界中が不景気かつデフレ基調であり、景気刺激策を始めたということです
こんな中で一人消費増税をしようとしている我が日本、傍から見れば自殺に見えるんじゃないでしょうか?


@realdonaldtrump より抜粋

Mario Draghi just announced more stimulus could come, which immediately dropped the Euro against the Dollar, making it unfairly easier for them to compete against the USA. They have been getting away with this for years, along with China and others.
マリオドラギ(欧州中央銀行総裁)は、早急にユーロを対米ドルレートで引き下げることで、さらなる景気刺激策を行うだろうと発表したが、これはアメリカに対して安易な競争をしかけるための手段でありアンフェアである。彼らは、中国や他の国と一緒に、これで何年もごまかし続けてきている。

中国や他の国...の中には、おそらく日本も入るのでしょう

“ECB officials see Rate Cut as primary tool for any new stimulus.”
”ECB(欧州中央銀行)の職員たちは金利下げを主要な景気刺激策の一つと見なしている”

German DAX way up due to stimulus remarks from Mario Draghi. Very unfair to the United States!
ドイツ株価指数はマリオドラギの刺激的な発言によって当然上がるだろう、アメリカにとってとても不公平だ。


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インフレとコスト高

2019-06-23 17:14:23 | 政治
今の日本政府を見ていると、本当のインフレとコスト・プッシュ型インフレの区別がついていない印象を受ける。つまり、価格が上昇すればなんでもOKという考え方だ。消費税を上げることでレジの切り替えなどのコストがかかる。これはコストプッシュ型だ。つまり、本来なら必要のないコストを企業が負担することで結果的に原価が上昇する。労働時間短縮と最低賃金の上昇も同じ、コストの上昇分を誰が負担するのかの問題になる。本来なら効率化すべきところを政府の施策で非効率にする。これが本来の経済対策なのか疑問である。緩やかなインフレとは景気の上昇とともに購入が増え、結果として価格が上昇することを言う。まさか消費増税によって価格が上がった、と、喜んでいる政治家はいないのか?怪しいものである。

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世界の潮流はデフレ化

2019-06-23 16:27:01 | 政治

なんとも世界の経済状況を理解しない人たちが揃っている我が国。どうやら懸念していた円高が本格的に始まりそうだ。アメリカ経済は今絶好調である、にもかかわらずFRB(連邦準備制度委員会)はアメリカの中央銀行の金利を下げる方向に確実に向かっている。ECB(欧州中央銀行)もまた、金利を断続的に下げ始めている。日本の日銀は、残念ながらこれ以上の利下げは厳しい。最初からマイナス金利であり、これ以上の利下げは銀行の破綻を招く恐れがあって何もできない。各国が金融緩和をはじめると円は確実に上がる。今、その兆候は確実に見え始めている。こんな中でのんきに消費税上げをしようというのが我が国であり、それを呆然と眺めて応援しているのが新聞をはじめとするメディアだ。まあしかし、時勢が読めないのは情けないものだ。円高は確実に輸出企業の利益を圧迫する。本当に内需拡大をやらなければ、おそらく日本経済は持たないだろう。

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