及川幸久さんは、さすがにそのへんの保守と呼ばれる論客とは、視点の鋭さが一味違います
この動画の中でも言われていることであり、一般的にも言われることですが
ビットコインと中央銀行デジタル通貨とは本質が異なっています。。。ここがよく分からないので、中央銀行デジタル通貨の、いったい何が怖いのか?
そこを理解していない人が多いように思います
ビットコインはデジタル通貨の中でも第一世代と呼ばれます
それは、管理者のいない「分散型通貨」と考えられているものです
ビットコインは基本的に発行量の限度が決められていて、発行数量がほとんど増えないことから、資産としての価値が下がらないとされ
安全だと言われています
つまり、中央銀行が恣意的に発行量を増やしたりできないため、一部の独裁者などの管理を受けない通貨と言われているのです
その安全性を担保しているのはブロックチェーン技術というもので、「すべての取引履歴がデータブロック内に暗号化されて書き込まれ、蓄積されていく」
というものです。。。(暗号化された)取引履歴がごまかせないから安全。。。ということなのです
ところが問題もありまして、取引履歴の暗号がどんどん蓄積されていくことから、データ量がどんどん増えて情報が膨大となり
その履歴を解析処理するコンピューターの演算能力をどんどん大きくする必要があり、コンピューターの電力が膨大になるという
とんでもないマイナス面もあるわけです
中央銀行デジタル通貨(CBDC)は、この分散型通貨とは異なります
これは基本的にブロックチェーン技術と、Googleなどのビックテック企業が使っている情報収集技術を併用し、応用したものです
つまり、ブロックチェーンに含まれる情報を中央銀行の利用するスーパーコンピューターで管理する技術、という事になります
今のデジタル通貨の考え方は、「どんどん蓄積されている取引履歴のすべてを記録保存する必要はない」とされ
「一つ一つの取引が正確に記録されていれば、古い記録は残さなくてもいい、古い記録は消去してもいい」
という風に、ブロックチェーンの取引履歴データを増やさない方向に、考え方が変化しつつあるようです
ですが、それとは逆に、デジタル通貨に含まれる付帯情報は増える傾向があり
例えば、「個人や企業間の取引の契約書の内容を、そのままデジタル通貨の中に書き込んで送金する」
というような事ができるわけです。。。つまり、「A社からB社に商品が引き渡された時点で、B社からA社に送金が完了する」
というように、通貨自体に契約内容や条件がすべて書き込めるようになっているわけです
これが第二世代デジタル通貨です
私は思うのですが、この第二世代デジタル通貨は、実は便利なようですが、一方では非常に危険な面があると考えます
それは、「少数の誰かに情報を管理された場合、非常に危険な管理社会を作り上げてしまう可能性がある」ということです
例えば、お店で商品を買ってスマホ決裁したとして、その通貨が政府通貨であった場合、すべての決済情報が政府に取得されてしまうのです
仮に、これを読んでいる皆さんが、誰か特定の政治家に献金なり資金協力なりしていたとしましょう。。。
そうすると、その情報はデジタル通貨の履歴を通じて政府の知るところとなり、その候補者が政府に非協力的、反抗的な政治家だったりしたときは
とたんに、あなたは「危険人物の仲間」として、政府にマークされる可能性があるわけです
まさに、及川さんの指摘している「デジタル通貨の危険性」は、現実性を帯びたものになるわけです
民法では、売買契約などにおいて、商品やサービスの対価としてお金(通貨)が支払われる、とされていますが
電子商取引において、契約内容を明確にしなければお金を送金できないということになると、すべての契約内容が政府に把握されてしまうわけです
ちょっと分かりにくい表現になりましたね
分かりやすく説明すると
すべての決済が電子マネー化され、現金の受け渡しが無くなってしまえば。。。。
政府によって、お金の送金・受け渡しが完全に監視されてしまう、ということです
たとえば、あなたが子供にお小遣いをあげる場合、親の口座から子供の口座への送金に、すべての送金履歴が残ってしまうわけです
もう一つの例をあげれば。。。
誰かにお金を貸す場合、相手に送金した場合は単にお金をあげたことになってしまい、「贈与税」がかかることになります
だから、誰かにお金を貸す場合は、必ずデジタル通貨に「金銭消費貸借契約書」を書き込んで送金することになり
そうすると、個人のお金の貸し借りまで、政府が把握することになるのです
。。。。。。こんなの、悪夢以外の何物でもないでしょうね。。。。
すべてのお金が電子化してデジタル通貨になれば、そういうことになるわけです
デジタル通貨において、ビットコインは非常に貴重なのです
それは、「取引履歴だけが残り、余計な情報が残らない」という点にもっとも重要な点があるわけです
こうして説明すると、実はアナログの紙幣や硬貨が、不便なようでも、実は非常に安全なものであることが分かると思います
人間の自由を保障するのは、政府による管理じゃありません
政府からの補助金や子供手当などのバラマキを貰うことに夢中で、あなたは政府に「飼いならされて」いませんか?
人間にとってもっとも大切なもの。。。。それは「選択の自由」ですよ
特に資産やお金は、「政府に束縛されず自由に使える事」が、人間の幸福であることをよく知って欲しいと私は思います
この点において、今後も引き続き警告をしていきたいと思います。。。今日はこの辺で
この動画の中でも言われていることであり、一般的にも言われることですが
ビットコインと中央銀行デジタル通貨とは本質が異なっています。。。ここがよく分からないので、中央銀行デジタル通貨の、いったい何が怖いのか?
そこを理解していない人が多いように思います
ビットコインはデジタル通貨の中でも第一世代と呼ばれます
それは、管理者のいない「分散型通貨」と考えられているものです
ビットコインは基本的に発行量の限度が決められていて、発行数量がほとんど増えないことから、資産としての価値が下がらないとされ
安全だと言われています
つまり、中央銀行が恣意的に発行量を増やしたりできないため、一部の独裁者などの管理を受けない通貨と言われているのです
その安全性を担保しているのはブロックチェーン技術というもので、「すべての取引履歴がデータブロック内に暗号化されて書き込まれ、蓄積されていく」
というものです。。。(暗号化された)取引履歴がごまかせないから安全。。。ということなのです
ところが問題もありまして、取引履歴の暗号がどんどん蓄積されていくことから、データ量がどんどん増えて情報が膨大となり
その履歴を解析処理するコンピューターの演算能力をどんどん大きくする必要があり、コンピューターの電力が膨大になるという
とんでもないマイナス面もあるわけです
中央銀行デジタル通貨(CBDC)は、この分散型通貨とは異なります
これは基本的にブロックチェーン技術と、Googleなどのビックテック企業が使っている情報収集技術を併用し、応用したものです
つまり、ブロックチェーンに含まれる情報を中央銀行の利用するスーパーコンピューターで管理する技術、という事になります
今のデジタル通貨の考え方は、「どんどん蓄積されている取引履歴のすべてを記録保存する必要はない」とされ
「一つ一つの取引が正確に記録されていれば、古い記録は残さなくてもいい、古い記録は消去してもいい」
という風に、ブロックチェーンの取引履歴データを増やさない方向に、考え方が変化しつつあるようです
ですが、それとは逆に、デジタル通貨に含まれる付帯情報は増える傾向があり
例えば、「個人や企業間の取引の契約書の内容を、そのままデジタル通貨の中に書き込んで送金する」
というような事ができるわけです。。。つまり、「A社からB社に商品が引き渡された時点で、B社からA社に送金が完了する」
というように、通貨自体に契約内容や条件がすべて書き込めるようになっているわけです
これが第二世代デジタル通貨です
私は思うのですが、この第二世代デジタル通貨は、実は便利なようですが、一方では非常に危険な面があると考えます
それは、「少数の誰かに情報を管理された場合、非常に危険な管理社会を作り上げてしまう可能性がある」ということです
例えば、お店で商品を買ってスマホ決裁したとして、その通貨が政府通貨であった場合、すべての決済情報が政府に取得されてしまうのです
仮に、これを読んでいる皆さんが、誰か特定の政治家に献金なり資金協力なりしていたとしましょう。。。
そうすると、その情報はデジタル通貨の履歴を通じて政府の知るところとなり、その候補者が政府に非協力的、反抗的な政治家だったりしたときは
とたんに、あなたは「危険人物の仲間」として、政府にマークされる可能性があるわけです
まさに、及川さんの指摘している「デジタル通貨の危険性」は、現実性を帯びたものになるわけです
民法では、売買契約などにおいて、商品やサービスの対価としてお金(通貨)が支払われる、とされていますが
電子商取引において、契約内容を明確にしなければお金を送金できないということになると、すべての契約内容が政府に把握されてしまうわけです
ちょっと分かりにくい表現になりましたね
分かりやすく説明すると
すべての決済が電子マネー化され、現金の受け渡しが無くなってしまえば。。。。
政府によって、お金の送金・受け渡しが完全に監視されてしまう、ということです
たとえば、あなたが子供にお小遣いをあげる場合、親の口座から子供の口座への送金に、すべての送金履歴が残ってしまうわけです
もう一つの例をあげれば。。。
誰かにお金を貸す場合、相手に送金した場合は単にお金をあげたことになってしまい、「贈与税」がかかることになります
だから、誰かにお金を貸す場合は、必ずデジタル通貨に「金銭消費貸借契約書」を書き込んで送金することになり
そうすると、個人のお金の貸し借りまで、政府が把握することになるのです
。。。。。。こんなの、悪夢以外の何物でもないでしょうね。。。。
すべてのお金が電子化してデジタル通貨になれば、そういうことになるわけです
デジタル通貨において、ビットコインは非常に貴重なのです
それは、「取引履歴だけが残り、余計な情報が残らない」という点にもっとも重要な点があるわけです
こうして説明すると、実はアナログの紙幣や硬貨が、不便なようでも、実は非常に安全なものであることが分かると思います
人間の自由を保障するのは、政府による管理じゃありません
政府からの補助金や子供手当などのバラマキを貰うことに夢中で、あなたは政府に「飼いならされて」いませんか?
人間にとってもっとも大切なもの。。。。それは「選択の自由」ですよ
特に資産やお金は、「政府に束縛されず自由に使える事」が、人間の幸福であることをよく知って欲しいと私は思います
この点において、今後も引き続き警告をしていきたいと思います。。。今日はこの辺で