バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

自分が果たすべきこと…2013

2013-08-23 06:00:07 | やっぱりミニバス!
平成25年8月23日 金曜日
 
「自分が果たすべきこと…2013」


チームスポーツでは、自分の役割を果たすことが、

メンバーひとりひとりが、それぞれに応えなければならない責任です。

それは同じポジションの者以外…誰も代わりはできないのです。

また、たとえ同じポジションであっても、チームのコーディネーションが取れなければ、チームとして機能しません。

ですからチームの中で…そのポジションの役割を果たすことができるのは、チームコーディネイトができる者だけです。

選手はその自覚をしっかり持たなければならないのです。

チーム力を上げるためには…試合で、選手ひとりひとりが、自分のポジションで果たすべき役割を自覚して、

集中して、そのポジションのプレーをやりきることです。


チーム力を上げるために大事なことは、

『今、自分はどういう練習をして…、どうやって強化すれば、どういう力が付くのか』ということを考えることです。

選手ひとりひとりが目的意識を持ち、自分には今何が必要なのか!?…考えながら、

頭を使って創造的に練習に取り組めば…練習の効果は何倍も違ってくるのです。

与えられたメニューだけこなしていても、上達するレベルは他のメンバーと変わりません。

自分をチームに欠かせない者とするためには…

さらに、考えなければならないのです。

考え抜いてやりきった者が勝ち残るのです。

それが、厳しいけれども現実なのです。

そういう練習をメンバー全員が行うことで、コーチの指導も活きるのです。

チーム練習の中から…自分なりの課題を見つける。

そして、今日の練習で出来なかったことを、明日の練習で考え、そしてやらなければ…

個人の能力は伸びず、したがって、チーム力も伸びない。

結局、チームと個人という関係を明確に考える者が、選手として伸びるのです。

コーチから理解できない厳しいことを言われ、もしくは親に怒られないために、言われたことだけをやるだけでは…

その選手は言われた分さえも向上しない。

さらに、上を目指すならば、 チーム力を上げるために自分がやるべきことを考え理解し…

創造的に自ら取り組んでいかなければ、個人の能力は昨日のままに終わる。

明日の自分を向上させるために…自分で考え、自分で修正するように練習に取り組むことです。

チームメンバー全員が、その意識を共有することでチーム力は相乗的に向上するのです。

講習4日目…2013

2013-08-22 20:47:12 | やっぱりミニバス!
平成25年8月22日 木曜日
 
「講習4日目…2013」


教員免許更新講習…8月2日から始まった講習も4日目が終わり、

残すところ後1日になりました。

講習受講しているのは、当然、ほとんどが現役教員の方々。

教育現場の厳しさが赤裸々に語られています。

あるべき姿はわかりますが…、教師ひとりでは限界があります。

メンタル的に潰れても仕方ないと思いました。


それでも子供達のために、リミットいっぱいになりながらあきらめないで子供達に向き合っておられる先生がいます。

保護者への対応に気を使っていて、本来の子供達の教育を為すことが出来ない。

教育行政は現場を知らなさ過ぎるのでは?と感じました。

さて明日は講習の最終日…学ばせていただきます。

徒然に想う~親として…2013

2013-08-22 05:47:26 | やっぱりミニバス!
平成25年8月22日 木曜日
 
「徒然に想う~親として…2013」


親として…

『親は子供の人生で最初の教師であることを忘れてはならない…が、

それは熱血の新任教師であって、子供と共に成長する者であることを忘れてはならない。

どんな教師だろうと最初から経験豊かなベテラン教師など居ないのだから。

だから、自分はダメな親だと嘆くことはない。

ダメな親、いい親などと気にすることはない。

親も子供に教えられ成長する者だと信じることだと思う。

しかし、“三つ子の魂百まで”…の教えは新任教師の親といえども、

子供が人生をしっかり歩むために、子供の心に刻み込まなければならない。

それは、親として応えるべき責任であることを肝に銘ずるべきであろう。

そうして育った子供は、しっかりした価値観を持った熱血溢れる新任の親になるはずだ。

そうであれば、虐待などあり得ない親に成るのだろう。

親のあり方は、決して軽くはない。

子供に、山のような動じない大きな愛情。海のような激しくも優しさ溢れる深い愛情…

そのような愛情をそそぐことの出来る親でありたい。』

夏休み?…2013

2013-08-21 06:00:50 | やっぱりミニバス!
平成25年8月21日 水曜日
 
「夏休み?…2013」


さて昨日の20日(火)に、盆休みを終えて出勤しました…が、身体がダルい。

多分、夏バテ気味?

でも、8月8日(金)から19日(月)の12日間の長い盆休み…休み過ぎの夏バテと思っていたら、

スケジュール的に振り返ってみたら結構ハードな12日間でした。


では振り返ってみます。

8日(木)…終日、千葉大学で教員免許更新講習受講。

9日(金)…自宅から電車で2時間かけていつもの通院。

10日(土)…酷暑の中、終日ミニバス遠征練習試合 夜は町内役員会。

11日(日)…午前中、ミニバスミーティング&練習

12日(月)…終日、千葉大学で教員免許更新講習受講。

13日(火)…午前中4時間、ミニバス練習。午後、スーツ着て再就職面接。

14日(水)…午前中4時間、ミニバス練習

15日(木)…午前中4時間、ミニバス練習。午後、お墓参り。

16日(金)…午後、息子の大学バスケ観戦のため車で2時間かけて往復し、夜10時ころに帰宅。

17日(土)…ミニバス午前中、練習試合。午後から合宿で、翌2時ころ就寝。

18日(日)…朝6時30分起床。午前中に帰宅。休養して午後は、一部の保護者の方に案件についてご報告。

19日(月)…午後、帰省中の息子を連れてお墓参り。


20日(火)は昼過ぎに出勤して、ダルさが半端ないので職場の医者に診てもらったところ、

『その内容は休みとは言えないよ。仕事以上にハードだね。』と言われ、

確かにスケジュール内容を振り返ってみて納得。


この熱中症盛んな酷暑の中、スケジュールをこなさなければ…の思いで動いてました。

結局、身体にはストレスが溜まっていったみたい。

気持ち的にも、再就職の不安感もちょっとありまして、


しかし、いつもダルいって言ってるので、そんなもんかと思ってました。

確かに、これをハードなスケジュールとは言わないかもしれませんが(^_^;)

酷暑の中を動き過ぎたのは間違いありません。

皆さんも、酷暑の中での行動はできるだけ控えめにした方がいいと思います。

くれぐれもご自愛ください。


さて、今日の午後も面接です。

まだまだ濃いスケジュールが続きます。

頑張りませんが…やっていきます。

保護者の方へ~ミニバス応援団その3…2013

2013-08-21 05:58:13 | やっぱりミニバス!
平成25年8月21日 水曜日
 
「保護者の方へ~ミニバス応援団その3…2013」


昨日に引き続き、保護者の方へ~ミニバス応援団その3...です。

最終章です。

●保護者の協力

子どもたちが活動していくには、保護者のみなさんの協力が必要です。

保護者の一生懸命な応援や協力が、子どもたちへの励ましとなります。

毎日の練習や大会等への送迎や引率・お世話等の協力は必要であり、ありがたいものです。

しかし、大事なことは、活動団体の考え、指導方針と合うことが大切です。

重要なことは、「子どもたちの成長に一番いいこと」をしてあげることです。

保護者の自己満足のためや…大人同士のつながりのためにするのではありません。

当番制にしたり、必ず一役を押しつけたりしていることはないでしょうか。

保護者の中には、積極的に活動に関わりたいと思っていても、
いろいろな事情でできないばかりに、子どもをやめさせてしまうことがあります。

子どもが犠牲になってしまうことがあっては本末転倒です。

子どもが主体であり、あくまでもサポーターであることを忘れてはなりません。

大人同士で考え、話し合い、お互いにカバーできる組織にしていくことが大切です。

ただし、忙しいから、余裕がないから、といって無関心では子どもがかわいそうです。

機会を見つけ、子どもに…「気にかけているよ」「関心を持っているよ」ということを表現してあげることは必要です。

表現のしかたは、いろいろな方法があると思いますので、

今できるやり方からはじめてください。

共通の話題として聞いてあげる姿勢を取ることは、

子どもにとって気にかけてもらっているということがわかり、大いに励みとなり、喜びにつながります。

●活動組織と指導者

<活動組織>

1 指導理念がしっかりしている

2 子どもたちへの指導方針がしっかりしている

3 子どもたちが楽しく活動している

4 子どもたち主体の 活動運営である

5 指導者間での考え方が一致している

6 指導者・子ども・保護者でコミュニケーションがとれている

<指導者>

1 子どもが好きである

2 情熱がある

3 子どもの良さを賞賛できる

4 礼儀正しく、モラルを持っている

5 忍耐力があり、子どもの目線でみれる

6 子どものレベルを知っている

7 寛容である

●指導者との信頼関係

自分の子どもをゲームに出してもらえない、

正しく評価されていないことに対し、 指導者の考えや評価がおかしいと不満に思ったことがありますか。

親であるからこそ、自分の子どもの可能性を信じ、そのような気持ちになると思います。

所属する前に指導方針や考え方等を確認することが大切です。

また、活動団体側も説明会のような機会を持つべきです。

その時に疑問や不安があれば質問し、納得した上で所属した方がよいと思います。

また、必要に応じ指導者等とコミュニケーションをとることをお勧めします。

一方的に判断するのではなく、指導者の考えにも耳を傾けてみるようにしましょう。

以上です。

ここに書かれていることは、あるべき姿だと思います…現実的には厳しいことかもしれません。

しかし、 ミニバスは子供達が主役であることに間違いないことです。

子供達が、頑張る自分のために、チームの仲間のために、そして礼節ある人となるために、行っていることなのです。

保護者の方へ~ミニバス応援団その2…2013

2013-08-20 08:25:25 | やっぱりミニバス!
平成25年8月20日 火曜日
 
「保護者の方へ~ミニバス応援団その2…2013」


昨日に引き続き、保護者の方へのその2...です。

●バスケット大好き

親ならだれでもが、自分の子どもに大きな期待を持つのは当たり前のことです。

また、自分ができなかった夢を、つい子どもに託してしまうこともあります。

しかし、子どもには子どもの夢があります。

元気に熱中している子どもたちにも、時には「やりたくない」「休みたい」という気持ちになることもあります。

それをなかなか言い出せず、悩んでいる子どももいます。

親として子供の気持ちが弱っているときに、
励まして…やらせることや、少しがんばって乗り越えさせる試練も大切ですが、

無理が重なり、結局やめてしまうことになっては残念です。

やりたくなるまで休んでもいい、他のことをやってみるのもいい、

またミニバスをやりたくなったら戻ってくればいいという、

気持ちに余裕を持って子どもをみてください。

最終的にバスケが好きで、長く続けていけることを大切にし、

生涯にわたってバスケットボールを楽しみ、

関わり続けていける人を増やしていくことが大きな願いです。

●親として大切なこと…マナー

自分の子どものチームに勝ってほしいという気持ちは、親ならだれでもが持っているものです。

しかし、つい応援に熱が入ってしまい、子どもたち以上に勝てば喜び、負ければ悔しがり、

つい審判や相手チームに対して、野次や文句を言う大人の姿が見受けられ、

また子供のプレーの不甲斐なさに試合中に、プレーを止めさせて面と向かわせて注意する。

そんなことに子どもたちが決まり悪そうにしている光景があります。

そして子供達は、保護者に怒られないためにプレーを始めてしまう。

子供達は自分のために、仲間のために、プレーをする。

そんなバスケだから、バスケを好きになれるのです。

大人は、つい感情にまかせ興奮するのではなく、冷静に、コントロールされた気持ちでいることが大切です。


また保護者が応援席から、子供のプレーに指示したり、チームの子供達に指示を出すことは規範としてやってはならないことです。

子供達はベンチの指示を聞くのか、保護者の指示を聞くのか迷う…

応援席の保護者は、しっかりと子供達を応援することです。

もし指示をするならば、ベンチに入ってコーチの一員となって行うべきでしょう。


子どもたちが勝敗をうまく自分の中で消化し、処理できるようにさせてあげることが大切です。

子どもたちには、勝って嬉しい、負けて悔しいという気持ちを持ち、

次の目標に向かっていってほしいと思います。

勝ちは成功経験につながり、子どもが伸びる力となります。

しかし、成功経験はゲームでの勝利だけでしか得られないものではありません。

いろいろなことからも学ぶことができます。

そして負けたときに学ぶことも たくさんあるはずです。

勝っても、負けても次の目標へ向かっていく糧にできるように、

大人はその手助けをしてあげることが必要です。

もし、指導者の中に勝利至上主義に走り、勝敗だけにこだわっているようであれば、

保護者の方がしっかりした考えを持ち、指導者と話し合える場を持ってください。

その2…は以上です。

明日も続きます。

明日は…
●保護者の協力
●活動組織と指導者
●指導者との信頼関係 ~です。

保護者の方へ~ミニバス応援団その2…2013

2013-08-20 06:41:03 | やっぱりミニバス!
平成25年8月20日 火曜日
 
「保護者の方へ~ミニバス応援団その2…2013」


昨日に引き続き、保護者の方へのその2...です。

●バスケット大好き

親ならだれでもが、自分の子どもに大きな期待を持つのは当たり前のことです。

また、自分ができなかった夢を、つい子どもに託してしまうこともあります。

しかし、子どもには子どもの夢があります。

元気に熱中している子どもたちにも、時には「やりたくない」「休みたい」という気持ちになることもあります。

それをなかなか言い出せず、悩んでいる子どももいます。

親として子供の気持ちが弱っているときに、
励まして…やらせることや、少しがんばって乗り越えさせる試練も大切ですが、

無理が重なり、結局やめてしまうことになっては残念です。

やりたくなるまで休んでもいい、他のことをやってみるのもいい、

またミニバスをやりたくなったら戻ってくればいいという、

気持ちに余裕を持って子どもをみてください。

最終的にバスケが好きで、長く続けていけることを大切にし、

生涯にわたってバスケットボールを楽しみ、

関わり続けていける人を増やしていくことが大きな願いです。

●親として大切なこと…マナー

自分の子どものチームに勝ってほしいという気持ちは、親ならだれでもが持っているものです。

しかし、つい応援に熱が入ってしまい、子どもたち以上に勝てば喜び、負ければ悔しがり、

つい審判や相手チームに対して、野次や文句を言う大人の姿が見受けられ、

また子供のプレーの不甲斐なさに試合中に、プレーを止めさせて面と向かわせて注意する。

そんなことに子どもたちが決まり悪そうにしている光景があります。

そして子供達は、保護者に怒られないためにプレーを始めてしまう。

子供達は自分のために、仲間のために、プレーをする。

そんなバスケだから、バスケを好きになれるのです。

大人は、つい感情にまかせ興奮するのではなく、冷静に、コントロールされた気持ちでいることが大切です。


また保護者が応援席から、子供のプレーに指示したり、チームの子供達に指示を出すことは規範としてやってはならないことです。

子供達はベンチの指示を聞くのか、保護者の指示を聞くのか迷う…

応援席の保護者は、しっかりと子供達を応援することです。

もし指示をするならば、ベンチに入ってコーチの一員となって行うべきでしょう。


子どもたちが勝敗をうまく自分の中で消化し、処理できるようにさせてあげることが大切です。

子どもたちには、勝って嬉しい、負けて悔しいという気持ちを持ち、

次の目標に向かっていってほしいと思います。

勝ちは成功経験につながり、子どもが伸びる力となります。

しかし、成功経験はゲームでの勝利だけでしか得られないものではありません。

いろいろなことからも学ぶことができます。

そして負けたときに学ぶことも たくさんあるはずです。

勝っても、負けても次の目標へ向かっていく糧にできるように、

大人はその手助けをしてあげることが必要です。

もし、指導者の中に勝利至上主義に走り、勝敗だけにこだわっているようであれば、

保護者の方がしっかりした考えを持ち、指導者と話し合える場を持ってください。

その2…は以上です。

明日も続きます。

明日は…
●保護者の協力
●活動組織と指導者
●指導者との信頼関係 ~です。

保護者の方へ~ミニバス応援団…2 013

2013-08-19 06:03:26 | やっぱりミニバス!
平成25年8月19日 月曜日
 
「保護者の方へ~ミニバス応援団…2013」


以下の内容は、千葉県ミニバス連盟から…保護者の皆さんへ~『ミニバス応援団』と題して配布しているパンフレットに書かれているものです。

以前にもブログで紹介しましたが、今また保護者の皆さんに認識していただきたいと思い載せました。

そしてそこから、大事だと思うところを抜き書きしてみました。

特に、ミニバスの保護者の方にかかわらず、小学生の保護者の方みなさんにも参考になると思います。

●自立をさせよう!

試合会場に行くとよく見かける光景ですが、

チームの応援の場所取りや飲み物、着替えなど、何から何まで親が準備をしてあげ…

子どもたちは言われるまま,準備をされたものを使うだけです。

いつも準備されているから…感謝の心が育たず、

それが当たり前と思い「ありがとう」の言葉さえ言えない子どもがいます。

手助けが子どもたちができる能力を育てず、奪ってしまっている場合があることに気づいてください。

ミニバスケットボールでは…自分で考え、判断し、責任をもって行動できる自立したプレイヤーを育成しようとしています。

誰かにやるように言われたからやるのではなく,

自分自身が「やった方がよい」、「やりたい」と思い、行動することが大切なのです。


●ゆっくり成長を見守ろう

親として自分の子どもが、ミニバスケットボールに向いているのかどうか、見込みがあるのかどうかなど、気になるのは当然です。

しかし、低い年齢であればあるほどその先の可能性は不確定なものです。

可能性のある子どもはたくさんいます。

よい指導、よい環境をいかに子どもたちに与えていくかが大切です。

それを大人が勝手に、子どもの将来を決めつけてしまい、やめさせたりしてしまうようなことがあります。

やるのは子ども、主人公は子どもであり、スタープレイヤーになるだけが価値があるのではありません。

子どもたちがミニバスケットボールを…やりたいという気持ちが一番大切です。

大人だけの考え方で決めつけるのではなく、親の想いの押し付けでもなく、

小学高学年にもなれば、自分で考え、それなりに自分で判断し、受け入れることができるのです。

長い目でゆっくりと 子どもたちの成長を見守りましょう。

ミニバスケットボールの技術や技能を身につけるのが目的ではなく、

ミニバスケットボールを通して、人間づくりをすることが目的であることを認識し,

子どもたちが、ミニバスケットボールを楽しみ、生涯にわたってバスケットボールが好きであってほしいと願っています。

負けた責任~責任とは?…2013

2013-08-18 07:04:44 | やっぱりミニバス!
平成25年8月18日 日曜日
 
「負けた責任~責任とは?…2013」


『競った試合で ほとんどミスがなく、子供達が頑張っているときにメンタル面で負けているのか、いないのか…

早い段階で判断して、修正する。

その結果、1点差で負けてしまった』


この負けは、誰の責任なのでしょうか?

元野村監督は言っています。

『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし』…と、


負けという結果には、必ず原因があるのです。

その原因は、試合が終わってその試合の展開を振り返ったときに、

その試合のときには、何気ないプレーで、その試合での唯一のミスであった場合…

結局、それが結果に影響していたのか…と気付かされる。

その後の試合展開が、ほとんどミスなく手に汗握る、試合となり、結果…1点差で負ける。

この場合、試合展開を振り返ってみれば…選手起用やディフェンススタイルの変更や、

タイムアウトのタイミングなどで、試合の流れをこちらに引き寄せることは…必然的にあり得ます。

それは、ベンチワークのコーチの采配で左右されるものですから、

負けた結果の責任は明らかにコーチにあるのでしょう。

もうひとつのパターンは、競った試合の終了タイムギリギリの終盤で、明らかに、焦りによるプレーで…

ミスはなく全力でボールにいき、ゴールをねらっている。

しかし、シュートを打っているけれど…一本のシュートが決まらない。

…で1点差で負けたという結果になった。

その結果の責任を問うとしたならば、当然、子供達の責任ではありません。

では、一般的に言われる負けた結果の責任は、監督・コーチにあるのでしょうか?

試合終盤のシュートが決まらないのが、明らかに焦りからくるもので、

しっかり、一瞬の間を取り、ボードに当てるバンクシュートをすれば入るのが、

とにかく、シュート一本を焦り入らない。

焦る子供達を落ち着かせれば、シュートは入ったかもしれない。

では、子供達を落ち着かせるためにタイムアウトを取って、

自分を取り戻すような間を取り、指示をするというのが最善でしょう。

しかし、プレーが沸騰し、止まらないで流れていれば、タイムアウトが取れるタイミングは難しいと思います。

ましてミニバスでは、後半で1回しかタイムアウトが取れませんから、

すでに、タイムアウトを取ってしまっていれば…このような終盤の状況でタイムアウトを取れないのです。

それで1点差で負けた場合の責任は、やはり、監督・コーチにあると思います。

ゲーム終了間際まで試合が興奮状態で沸騰している…

そのアドレナリン全開状態でも、シュート一本を決められる。

そういうメンタルは、普段の練習で培うことはできると思っています。

そのような状況でのゲーム展開を練習のときに試合モードでさせてなかったとすれば、

その練習を徹底していなかった監督・コーチの責任でしょう。


そういう練習をしていても、試合で…その練習の成果が出せなかったならば、その練習のあり方に問題があるのです。

それ故やはり、監督・コーチの責任だと思います。

また、試合では信じられない負け方をする場合もあります。

同点、若しくは…2点リードで、相手が放ったブザービートのシュートが決まったときです。

このようなあり得ないことが、あり得るのです。

まさしく、神の手によるものとしか思えないプレーです。

しかし、負けた原因はブザービートの、その神がかり的なシュートが入ったことではなく、

そのシュートを打たせたことにあることが…原因であることも考えられることでしょう。

何故、そのシュートを打たれたのか?

打たれずに済んだのを…打たれて決められたのであれば、打たれたことに原因があるのは明らかです。

しかし、完全にブロックにいっていて…相手の体勢を崩していて、

それでも、神がかり的にシュートが決まることがあるのです。

そういうシュートを私は何度も目にしました。

このようなシュートで1点差で負けた場合の選手達の悔しさは計り知れないぼど大きいのですが、

その負けた責任は選手にはありません。

敢えて言うならば…そういう試合展開に至らせた監督・コーチにあるのだと思います。

いずれにしても、負けた結果の責任は、監督・コーチにあることは間違いないことでしょう。

さて、負けた責任が監督・コーチにあるとするならば、

その責任とは、『とる』ものでしょうか、『果たす』ものでしょうか?

私が考える責任とは、その立場で応えるものだと思っています。

監督・コーチが、負けたことに応えることとは、 

次に向かってチームの課題を明らかにして、目標を定めチームを造る練習を創造し、子供達のモチベーションを方向づけて上げていき、練習を行っていくことです。

選手である子供達の責任は、監督・コーチの練習をやらされていると思うことなく、

その練習を自主積極的に行うことで、自分達が納得した試合ができて、バスケが楽しいと思うために、

その想いを仲間と共有し、自分達の想いに応えることです。

立場を考える…2013

2013-08-17 06:14:43 | やっぱりミニバス!
平成25年8月17日 土曜日
 
「立場を考える…2013」


人には、立場があります。

会社での立場。
家庭での立場。
学校での立場。
チームでの立場。

それぞれの立場があります。

その立場が人を変えるのです。

その立場で色々な経験を積み、対応力が身に付いていくのでしょう。

経験は力になって身に付いていくのです。

立場は階段のように上がっていきます。

その立場が上がるにつれて…責任が重くなり、

その責任を果たすために必要な権限が与えられていくのです。

今、あなたはどんな立場にありますか?

立場が上がるにつれて、しがらみも増えていきます。

若いころのように、自分の立場で正論を言ってがむしゃらに行動できないようになっていく。

若いころ、ああいう上司にはなりたくないなと思っていたのが…

いつの間にか、そんな上司になっている。

『仕方ないよ、あの頃は若かったからね~』

行動できない自分になっている。

立場がそうしている?

立場が上がるというのは、人を熟成させますが、同時に保守的にもしていきます。

立場は人を変えていきます。

しかし、自己革新を忘れた熟成は、つまらないものだと思いますが、

立場が上がるから、行動することができるのでしょう。

考えることは…経験値が増えている分、アィディアは豊富にあります。

それを行動に現すことで、その立場にいる自分の役割が果たせると思っています。

年寄のたわごとでしょうか?

世の中そんなに甘くありませんか?

そうでしょうね。

しかし、子供達は見ています。

コーチという大人の言動を、

相手の立場を尊重しつつ…毅然と正しく行動するコーチであって欲しいことを、

自分もコーチのような大人になりたい…と思うのか、

怒鳴るだけ怒鳴って…言うとおりにすればいいんだ!

…というコーチのような大人になりたいとは思わないでしょう。

ミニバスにおけるコーチという立場は…子供達の心に直接影響する大人の立場です。

言葉と行動が一致したコーチであれば、子供達の考え方はコーチの考え方と同じになり、

子供達は、コーチの立場で物事を考え、それを基本に行動していくようになっていきます。

子供達にとってコーチの立場は…子供達を正しく導く道標なのです。

大人には、それぞれの立場がありますが、子供達を育てる立場にある人は、

言動を正しく、あるべき人の道を語ることができる人であって欲しいと思います。