バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

リラックスと集中…2013

2013-08-11 05:48:39 | やっぱりミニバス!
平成25年8月11日 日曜日
 
「リラックスと集中…2013」


実力のレベルが大きく勝敗の行くえを左右するでしょうが、

それでも問題は、如何に自分達のバスケができるか、させてもらえるか…

ひとつは、ミスで自滅しないことです。

緊張しつつも、いい緊張感で締まったプラスの精神状態で試合に臨む。

そんな魔法の一言がコーチに期待されるところでしょう。

如何にリラックスさせて、如何に集中させるか。


欧米のプレーヤーは、リラックスの状態にあっても、瞬時にメンタルを緊張させ、張りを作り、目を見張る集中したプレーを発揮します。


これは、キリスト教文化による、『心身二元論』…

心と身体は別にあって、この二つが結び付いて力となるというものです。

ですから、リラックスすることは、身体を緊張させるために必要なことだと考えられています。


かたや日本人は、仏教文化から、心技体の三つが一体となって力が発揮されるという…

『心身一元論』だと思います。

心の状態が、身体の動きを左右するのです。

それ故日本人は、練習の始まり、ゲームの始まり、トレーニングの始まりに緊張した状態を作らなければ、

途中から張りを作ることは非常に難しいと言われ、

最後まで力を出し切れないで終わる傾向があると言われています。


このため、メンタルトレーニングの重要性が言われ始めています。

リラックスからスイッチが入ったように一瞬で集中した状態にトランジションすること。

これも今では、トレーニングによってコントロールできると、スポーツ科学では明らかにされてきているようです。

ミニバスでも、メンタルトレーニングを取り入れる日が近い将来には来るかもしれません。