平成25年8月27日 火曜日
「仲間~選ばれた者と選ばれなかった者…2013」
試合に多く出る者、試合にあまり出られない者…その差は現実です。
技術的に上手い、上手くないという差は生じます。
しかし、その差を子供達に意識させないことは、特にミニバスのコーチの大きな責任のひとつだと思っています。
試合に勝つことを目的にはしませんが、やはり勝つことでスポーツの楽しみを実感することは間違いないことです。
そのためのチーム力を考えれば…全力チームのメンバーは選ばれるのです。
選ばれた者と、選ばれなかった者…この両者がいることは、厳しいけれども現実なのです。
この両者は、チームとして同じ目的を持つ仲間です。
選ばれた、選ばれなかったと区別されたと意識させることなく、すべての子供達の向上しようとする心を育むように指導することが、
指導者たるコーチの責任だと思います。
私は、選ばれた者と、そうでない者…という言い方はしませんが、
もしそういう意識が子供達にあるならば、彼らには、次のように語るでしょう。
選ばれたと思っている子供達には…
『選ばれたと思っている者は、謙虚に自分を向上させる努力をする責任がある。
自分は選ばれた者と自覚したときから、向上しようとする想いは薄れるかもしれない。
それは君達が選ばれなかったと言う仲間と、たかだか、ちょっとしか違わないことを比べるからです。
傘をとって…空の高さを見てみたら
君は井の中の蛙に過ぎないことを知るでしょう。
おごることなく、空に浮かぶひとつの雲を一途に目指すことで、
今の自分はさらに、井の中を飛び出して向上できるのでしょう。
うぬぼれる心は、人が持つ弱さの心です。
その弱さを知ることが自分をさらに向上させるために大事なことです。
常に謙虚であることを忘れないでください。
また君達は確かにこの仲間から選ばれました。
しかし、さらに自分より上手い者がいることを知ることです。
そして大事なのは、それを知ったときに卑屈にならないことです。
そのためには、自分をしっかり見つめる心であること。
すべては自分と他を比べることから生まれる心の弱さなのです。
また選ばれた者は、仲間達の向上にも思いをいたすべきでしょう。
まして一緒に闘う仲間ならば…
チーム力を上げるためには、上手くなろう、上手くなりたいという仲間であれば…
上ばかり見ないで、仲間を押し上げてやる、比べるのではなく、思いやる心を持つこと
どうせ彼らは上手くはならないと思う気持ちがあったら、
君達は上手くなったとしても、井の中の蛙以上には上手くならないでしょう。』
一方、選ばれなかったと思っている君達…
『選ばれなかったと思っている君達は、
何故、選ばれなかったと思うのでしょうか?
それは、゛チーム゛で喜びを味わうということが難しいからだと思います。
人は結局は自分なのでしょう。
それは自然の想いです、否定はしません。
しかしチームであること、チームが強くなることでスポーツの喜びを実感できるのだと思います。
選ばれた者と自分を比べれば、それでは自分は向上しません。
人と比べることなく、今日の自分を昨日の自分より向上させるように為すべきことを懸命に行い、さらに明日の自分は、今日の自分を越えるために頑張るのです。
井の中の蛙にならないこと
井の中の蛙は、そこから飛び出すために…何を行うべきか考えて、行うこと
そうすれば自分自身を向上させることができるでしょう。
選ばれなかった者という思いを持つことは、人として自然の気持ちでしょう。
しかしいつまでも…そこにこだわっていても誰かが何かをしてくれるわけではないのです。
人のせいにすることなく、自分自身がなりたいものを目指して行動することです。
何をすべきかわからなければ、指導者や仲間に怖れることなく、卑屈になることなく、
素直に聞けばいいのです理解し納得できるまで聞いて行えばいいのです。』
…と語りつづけることでしょうか。
いずれにしても、難しいことに間違いありません。
コーチはすべての子供達に同じように接し、同じように想いをいたすべきだと思います。
「仲間~選ばれた者と選ばれなかった者…2013」
試合に多く出る者、試合にあまり出られない者…その差は現実です。
技術的に上手い、上手くないという差は生じます。
しかし、その差を子供達に意識させないことは、特にミニバスのコーチの大きな責任のひとつだと思っています。
試合に勝つことを目的にはしませんが、やはり勝つことでスポーツの楽しみを実感することは間違いないことです。
そのためのチーム力を考えれば…全力チームのメンバーは選ばれるのです。
選ばれた者と、選ばれなかった者…この両者がいることは、厳しいけれども現実なのです。
この両者は、チームとして同じ目的を持つ仲間です。
選ばれた、選ばれなかったと区別されたと意識させることなく、すべての子供達の向上しようとする心を育むように指導することが、
指導者たるコーチの責任だと思います。
私は、選ばれた者と、そうでない者…という言い方はしませんが、
もしそういう意識が子供達にあるならば、彼らには、次のように語るでしょう。
選ばれたと思っている子供達には…
『選ばれたと思っている者は、謙虚に自分を向上させる努力をする責任がある。
自分は選ばれた者と自覚したときから、向上しようとする想いは薄れるかもしれない。
それは君達が選ばれなかったと言う仲間と、たかだか、ちょっとしか違わないことを比べるからです。
傘をとって…空の高さを見てみたら
君は井の中の蛙に過ぎないことを知るでしょう。
おごることなく、空に浮かぶひとつの雲を一途に目指すことで、
今の自分はさらに、井の中を飛び出して向上できるのでしょう。
うぬぼれる心は、人が持つ弱さの心です。
その弱さを知ることが自分をさらに向上させるために大事なことです。
常に謙虚であることを忘れないでください。
また君達は確かにこの仲間から選ばれました。
しかし、さらに自分より上手い者がいることを知ることです。
そして大事なのは、それを知ったときに卑屈にならないことです。
そのためには、自分をしっかり見つめる心であること。
すべては自分と他を比べることから生まれる心の弱さなのです。
また選ばれた者は、仲間達の向上にも思いをいたすべきでしょう。
まして一緒に闘う仲間ならば…
チーム力を上げるためには、上手くなろう、上手くなりたいという仲間であれば…
上ばかり見ないで、仲間を押し上げてやる、比べるのではなく、思いやる心を持つこと
どうせ彼らは上手くはならないと思う気持ちがあったら、
君達は上手くなったとしても、井の中の蛙以上には上手くならないでしょう。』
一方、選ばれなかったと思っている君達…
『選ばれなかったと思っている君達は、
何故、選ばれなかったと思うのでしょうか?
それは、゛チーム゛で喜びを味わうということが難しいからだと思います。
人は結局は自分なのでしょう。
それは自然の想いです、否定はしません。
しかしチームであること、チームが強くなることでスポーツの喜びを実感できるのだと思います。
選ばれた者と自分を比べれば、それでは自分は向上しません。
人と比べることなく、今日の自分を昨日の自分より向上させるように為すべきことを懸命に行い、さらに明日の自分は、今日の自分を越えるために頑張るのです。
井の中の蛙にならないこと
井の中の蛙は、そこから飛び出すために…何を行うべきか考えて、行うこと
そうすれば自分自身を向上させることができるでしょう。
選ばれなかった者という思いを持つことは、人として自然の気持ちでしょう。
しかしいつまでも…そこにこだわっていても誰かが何かをしてくれるわけではないのです。
人のせいにすることなく、自分自身がなりたいものを目指して行動することです。
何をすべきかわからなければ、指導者や仲間に怖れることなく、卑屈になることなく、
素直に聞けばいいのです理解し納得できるまで聞いて行えばいいのです。』
…と語りつづけることでしょうか。
いずれにしても、難しいことに間違いありません。
コーチはすべての子供達に同じように接し、同じように想いをいたすべきだと思います。