ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

鳥じゃないけど「ホトトギス」

2005-11-07 | デジカメ-花、植物
あまりにも物事に夢中になりすぎて「よだれ」を垂らしているのに気が付き、誰かに見られはしなかったかと慌てて周りを確認した事はありませんか?僕はあります。


・・と言う前フリとは何の脈絡も無く、今回は「ホトトギス」。


日本には12種分布しており、この内10種は日本固有種。花の大きさや斑点の大きさなどは様々で、色は紫、白、黄色などがある。また、「タイワンホトトギス」と言う台湾原産の種類もある。日本の杜鵑は葉の付け根に花が咲くけど、タイワンホトトギスは茎の先端にたくさん花を咲かせる。また、よく見かけるホトトギスは「タイワンホトトギス」を改良した園芸種が多いそうだから、家のもたぶん「タイワンホトトギス」の改良種だろう。


花の点々が鳥の「ホトトギス(杜鵑、時鳥、子規、不如帰、杜宇)」の胸の模様に似ているので、こう名付けられた。また、英名に付いている“Toad”とは“ヒキガエル”の事だけど、やはり模様が似ているからだろう。鳥の名が付いた植物には、他に「サギソウ(鷺草)」などがある。


なんか、しべの部分はメリーゴーランドのようだ。クル~リ、クルクル♪


つぶつぶがたくさん付いてるけど、これって・・イソギンチャク?食われる~!!


これは「シロバナホトトギス」と呼ばれている種類。普通は全体が真っ白だけど、しべが紫のものもある。葉っぱが黄色くなっているのは、日当たりが悪すぎて病気になったのだろうか?植える場所を変えてみたけど、あまり元気が出ない。半日陰を好むはずなんだけど。

●ホトトギス(杜鵑、杜鵑草) ユリ科
学名:Tricyrtis hirta
英名:Toadlily、Japanese toadlily
●タイワンホトトギス(台湾杜鵑) ユリ科
学名:Tricyrtis formosana
別名:油点草(中国での呼び名)
原産地:台湾、西表島
●シロバナホトトギス(白花杜鵑) ユリ科
学名:Tricyrtis macropoda