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ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

夏の虫たち~その2

2005-09-18 | デジカメ-虫など
さて、虫シリーズの第2回。今回はシオカラトンボ、セスジツユムシ、ハラビロカマキリの3種類。いくつかの画像は、クリックすると別窓でアップの画像が出るのでやってみてクサイ。なお、ほとんどの画像に虫眼鏡マクロ2号を使用。

トンボは何度もトライしては失敗していたけど、1度だけ撮影に成功。それも至近距離。うれし~。ちなみに、これは「シオカラトンボ」。(画像をクリックすると別窓でアップに)


実は、逃げた後その場所にまた来るのを予想してずっと待っていた。運良くまた戻ってきたという訳だ。

何度か止まる場所を変えたけど、割とじっとしていてくれたので助かった。(画像をクリックすると別窓でアップに)


真ん前からのショット。

これは、たぶん「セスジツユムシ」だと思う。この種類は似た姿が多いので今一つ自信が無い。近付いても微動だにしなかった。(画像をクリックすると別窓でアップに)


で、またまたカマキリ。サクランボの木の下で休んでいた。台風の日にやってきた鎌吉が帰ってきたのか?


・・・と思ったのだけど、こいつはオオカマキリじゃ無い。鎌吉はオオカマキリだった。それに、鎌吉より少し体が小さい。


よく見ると、前脚に黄色の突起が数個付いているのが見える。これがあるのは「ハラビロカマキリ」だ。高砂百合にいたカマ三郎はこの種類の子供だったみたい。


とりあえず、名前を「鎌平」と命名。鎌吉、カマ三郎と共に「カマキリブラザーズ」の結成だな。うんうん。

もう夏も終わり、今年は彼らと会う事も無いだろうけど、また来年会えると良いな。それまで元気でな~。


夏の虫たち~その1

2005-09-17 | デジカメ-虫など
子供の頃みたいには見かけなくなったけど、それでも家の庭にはちょこちょこ虫がやってくる。この夏も色々な虫がやってきた。モデルになってもらった彼らの写真が少したまったので、数回に分けて載せてみようと思う。


まずは、ヒマワリに止まって食事するミツバチ。1度飛んでるミツバチを撮ってみたいけど、かなり難しそうだ。(虫眼鏡マクロ1号使用)


どうも蜂がやたら飛んでると思ったら、サクランボの木と藤の木の絡まった辺りにアシナガバチの巣が出来ていた。スズメバチじゃなくて良かったよ。ふぅ~。


胴体がホログラムのように輝いていた小さなクモ。名前は不明。日光が反射して、とてもきれいだった。(虫眼鏡マクロ1号使用)


トマトの辺りで巣を作っていたクモ。たぶん、ナガコガネグモだと思う。


高砂百合の花の上でうろうろしていたカマキリ。大きさや体のバランスなどから見て、大人になりかけの奴なのだろう。羽もまだ生え揃っていないようだし。とりあえず「カマ三郎」と名付けとこう。


う~ん、思春期か~。懐かしいな~。でも、カマを構えるポーズは一人前だ。


前回も載せた、キュウリにたかるウリハムシのアップ。こうして見ると、けっこうお腹が大きく厚みがある。(虫眼鏡マクロ2号使用)


これはクロウリハムシ。頭部と胸部がオレンジで、羽の黒との対比が鮮やかで美しい。


ウリハムシもクロウリハムシも庭のいたる所にいて、野菜や草花の葉っぱを食い散らかしている。ほんと迷惑な害虫で困ってるのだけど、なんだか愛嬌があって憎めない。退治しようという気にならないんだな。(虫眼鏡マクロ1号使用)


台風の日にやって来たお客達2~孤高のソプラノ歌手

2005-09-08 | デジカメ-虫など
「鎌吉」が去った次の日、つまり9月6日は台風が最接近。とても心配だったけど、それほど雨も風も強くならなくて、夜10時頃ぐらいにはだいぶ弱まってきた。
やれやれ、助かった・・。一安心して自室でくつろいでいると、突然けたたましいセミの鳴き声が至近距離で聞こえ始めた。だ~っ!やかましい~!!


外に出てみると、東の窓の下にツクツクボーシが止まっていた。やはり風雨から逃げてきたのかな?右上には同じく避難してきた赤トンボが見える。


彼の名前は「セミ太郎」。シンプルな名前だな。永谷園&北島三郎の「寿司太郎」を思い出す。(太郎しかあってないやん・・)孤高のソプラノ歌手だ。
さっそくデジカメで撮りながら観察していると、どうも元気がないようだ。手を近づけると少し飛んで逃げようとするのだけど、すぐに元の場所に戻ってきてしまう。反応も鈍い。(近くにいた赤トンボは、近付いただけで逃げていった。)


やがて、網戸の下のレールに移動して、よたよたと這うようになってしまった。かなり弱ってるみたいだな・・。


まあ、少し休めば、その内元気になって飛び立つだろう。そう思って、その日は寝る事にした。


一夜明けた9月7日の朝は、厚い雲がまだ残っているものの、台風一過の爽やかな空気。午前6時頃に起きたので、早朝の空でも撮っておこうかとデジカメを持って外に出た。
そういや、セミ太郎はもうどこか行ったかな?と東の窓を見にいってみると・・


そこにはセミ太郎の変わり果てた姿が・・・。


まだ生きている。でも、力を使い果たしたのか、体の向きを変えて起こしてやってもすぐにまた裏向きに返ってしまう。起き上がる力も残ってないのか・・。しばらくは少し足が動いてたけど、まもなく全く動かなくなってしまった。
だけど、もう死んだのだと思って草むらの中に置きに行こうとした時に一声だけ鳴いた。そして再び黙りこくった。セミ太郎の最後の歌声だ。

命果てるその時まで歌い続けるんだな、セミは。魂の歌声、確かに聞いたよ。安らかに眠れ、セミ太郎。


台風の日にやって来たお客達1~鎌を持ったハンター

2005-09-07 | デジカメ-虫など

一昨日(9月5日)の午後の事。6日に台風が上陸するというので玄関に補強の板を取り付けるのを手伝っていたら、板に大きなカマキリが張り付いていた。風雨から逃れてきたのだろう。
今年の夏は大人のカマキリを撮れなかったので、じっくりとモデルになってもらう事に決定。とりあえず鎌に挟まれると痛いので、軍手でつかんで自室に来てもらった。名前は「鎌吉」と言うそうだ。


緊張がなかなか取れないのか、周りを見渡したりレンズに威嚇してきたりして落ち着きが無い。その内にサッシに登り始めた。コーヒーでも入れた方が良いかな・・。


まあまあ、ちょっと落ち着け。深呼吸でもして。


なんや、その殺気走った目は・・・。


だ~!僕を食う気か~!?


何か考え事でもし始めたのか、自分の世界に入りこむ鎌ハンター「鎌吉」。やりにくい・・。


顔が痒いんか。掻いたろ~か?・・ん?そうか、触られるのは嫌なんか・・・。「カマキチ」とは言っても、その「カマ」やないんやな。


「鎌吉」・・ちょっと、こっち向いてくれんかな?


もう威嚇はえ~っちゅ~に!!


お?何か見つけたんか?


彼は自由を求めて旅立っていった・・。やはり「鎌吉」にはモデルの仕事は無理だったようだ。彼は鎌を自由自在に操り獲物を狩るプロのハンター。写真を撮られるなんて事は、ハンターのプライドが許さなかったのだろう。たぶん・・・。

うう・・また会う日まで元気でおるんやで~「鎌吉」。(なんで中途半端な関西弁なんやろ・・)



で、今日(7日)の朝になって外に出てみたら、なんとエアコンの室外ユニットのファンの辺りにまだへばりついていた。どうやら気に入られているようだ・・。弱ったな。僕にはそんな趣味は無いのに・・・。



愛媛の僕の住む地域では、幸い台風の被害は大した事はなく、昨日9月6日の夕方頃には風雨も弱まりました。去年の台風では怖い目に合ったのでかなり警戒していましたが、ほっとしました。
しかし、他の地域では被害に遭われた方が大勢いらっしゃるようです。その方々に、心よりお見舞い申し上げます。


太く短く生きるアブラゼミ

2005-08-30 | デジカメ-虫など

遠くでセミの声はするのに我が家の庭にはセミがなかなか来なかった。1度セミを撮りに自転車でぶらぶらした事があったけど、高い所ばかりにいたので泣く泣く断念。でも、8月に入ってからようやく庭でも鳴くようになり、なんとか数回撮影する事が出来た。上は、1番近寄って撮れたアブラゼミ。


クマゼミが撮りたかったけど、来るのはアブラゼミばかりだった。残念。透き通った羽を撮りたかったな。


サクランボの木の葉っぱで見つけたセミの抜け殻。


こんな低い所でも鳴いている。捕まるぞ~。気~つけや~。


柑橘系の木(ナツカンだったかな?)で休むアブラゼミ。涼しそうだな。


長い間土の中にいて、短い時を精一杯生きる・・。少し可哀想な気もするけど、逆にその方が有意義に生きられるのかもしれない。人間もまた同様に・・・。


庭に来る蝶たち2~ツマグロヒョウモンなど

2005-08-26 | デジカメ-虫など

鮮やかな模様のオレンジの蝶をたまに見かける。いつもは全然立ち止まらないので撮れなかったのだけど、珍しく葉っぱで休んでいたので撮ることが出来た。羽も広げてくれてありがたい。
調べてみると「ツマグロヒョウモン」と言う蝶だった。これは前羽の端が黒いのでメスらしい。右の羽根が欠けていてちょっと痛々しい。でも、飛ぶのに支障は無いようで、元気そうだった。


「ツマグロヒョウモン」は漢字で書くと「褄黒豹紋」。見た通り、豹の模様に似ているから名付けられたという事だ。羽の裏は少し色合いが違う。


これは「セセリチョウ」の仲間。たぶん「イチモンジセセリ」だろう。割とよく見かけるポピュラーな蝶だ。ちょっと蛾のような感じ。


以前にもアップした「ベニシジミ」。これもよく見かける小さな蝶だ。


ずっと前にこの蝶がサクランボの木で休んでいて、「サトキマダラヒカゲ」だとばかり思っていたのだけど、色々調べてみたらどうやら上の「ツマグロヒョウモン」のオスのようだ。なんか色が違う気がするけど、模様はこれの方が近い気がする。羽を開いてくれなかったので分かりにくかった。

涼しくなってきて、蝶もあまり見かけなくなった。夏も終わりだな~。


庭に来る蝶たち1~アゲハチョウ乱舞

2005-08-22 | デジカメ-虫など

6月の終わり頃から、頻繁にアゲハチョウが裏庭を飛び交っていた。モンシロチョウやベニシジミなどは割と警戒心が少ないのでかなり近くに寄っても逃げないけど、アゲハはなかなか近寄れない。アゲハチョウを見かける度にデジカメを持ち撮影を試みるのだけど、逃げられてばかりだった。




しかし何度もチャレンジしている内に、ついに7月21日に初撮影に成功。それが上の写真2点だ。それから何度もひっしこで挑戦して、計5回撮影する事が出来た。(一番上の写真は8月3日撮影)


よく見ているとある一定のルートがあるみたいなので、待っていればその内また戻ってくるのかもしれない。でも、強烈な陽射しと暑さでとてもそんな事は出来なかった。それに時間もかかる。(7月23日撮影)


裏庭には柑橘系の木がたくさんあるので、卵を産みに来るのだろう。ちなみにこれは山椒の木。(8月6日撮影)


もちろん卵を産むだけではなくて、花の蜜を吸いにも来る。何故だか鬼百合やヒオウギなどのオレンジ色の花に止まっているのをよく見かけるのだけど、この色が好きなのだろうか?(8月22日撮影)

ところで、これらのアゲハは黄色っぽい色をしていたのでキアゲハだとばかり思っていたのだけど、どうやら普通のアゲハのようだ。調べてみると、キアゲハは前の羽の付け根が黒いそうだ。一方、普通のアゲハは黒くなくて模様が根本まで続いている。それ以外はほとんど同じ。

また、1度サクランボの木に止まって休んでいるクロアゲハを見かけたけど、ピント合わせに手間取って逃げられてしまった。残念。大きな羽を広げてとても美しかったな・・。
いつかまた撮るチャンスがくる事を祈ろう。


子供にガンつけられた・・・

2005-07-20 | デジカメ-虫など
こないだ、子供にガンつけられました。その上、あろうことか有り金も全部取られてしまったんです。大人なのに・・・。
悔しいので、持っていたデジカメでこっそり写真を撮ってやりました。





























こいつです!

まだ子供なのに、凶悪な面構えです!!


あ、気付かれた・・・。


「何写真撮っとんじゃ!われ~!!」

この後、ボコボコにされました。全治3ヶ月です・・。
こんな小さい子供がカツアゲするとは、まったくすさんだ世の中です。一体、日本はどうなってしまうんでしょうか?うう・・・。

こいつの他にも、凶悪そうなやつをちらほら見かけます。



怖くておちおち外にも出れません。ああ・・・。


さくらんぼの木の「ウメエダシャク」

2005-06-07 | デジカメ-虫など
家の北のさくらんぼの木に、2、3日前から蛾がたくさん
飛んでいる。何で急にこんなに集まってくるんだ?


WEBで調べたら、「ウメエダシャク」という蛾だった。
”鱗翅目-シャクガ科”の蛾で、幼虫はウメ、モモ、
サクラ、ニシキギ、エゴノキ、スイカズラ、
カバノキ、ブナ、ツルウメモドキなどを食べる。
幼虫にはスミチオン乳剤という農薬が効くそうだ。


黒い尺取虫みたいな幼虫を前に見かけたけど、
これの幼虫だったのか・・。
よく見ると、葉にさなぎの抜け殻がいっぱいある。
いっせいに羽化したんだろう。

今年さくらんぼの実ができないのは、こいつのせいか?
・・・と思ったが、それは関係無いようだ。
何年かごとに実が出来ない年があるそうで、今年は
その不作の年みたい。


ちょっと色がきれいに出過ぎてしまった感じ。
実物は、もう少し抑え目な色。

しかし、この蛾は近くに寄っても全然逃げない
のんびり屋さんだ。モンシロチョウやアゲハチョウは
すぐに逃げてしまって、接写がなかなか出来ないのに。
おかげで苦労せず、ゆっくりと撮る事が出来た。


母はナメクジバスターズ

2005-05-25 | デジカメ-虫など
そろそろ草花の大敵ナメクジの季節だ。
ガーデニングをやってる母は、この時期になると
毎晩ナメクジ退治に忙しい。
ライトで照らしながらナメクジを見つけ、
箸でつまんで塩水を張ったボールに”ポイ”。
ナメクジは夜行性。
天気の良い日の昼間は土の中や石の裏などに隠れて
いて見つけるのは難しいので、夜に捕まえるしかない。
ナメクジホイホイや駆除薬も試したけどどうも効率が
悪く、この方が確実なのだそうだ。

いたる所にうじゃうじゃいる。


ナメクジは雌雄同体と言って、オスでもありメスでも
ある生物だ。アシュラ男爵みたいなものかな。
生殖というのは普通オスとメスで行うものだが、
雌雄同体だと出会った相手と片っ端から交尾して
子孫を増やすことが出来る。極めて効率が良く、
爆発的に増えていく。
他にも貝やミミズ、カタツムリなども雌雄同体だ。
ちなみに、ナメクジもカタツムリも貝の仲間である。

盆栽の近くにもたくさんいる。


よく塩をかけると死ぬと言われるが、実は体内の
水分を塩に吸い取られて縮むだけだ。なので、
しばらくすると再び元に戻ってしまう。
殺そうとすれば、かなり大量に塩をかけなければ
いけないので無駄が多い。
母は塩水にナメクジを入れているが、たぶん溺れて
死んでいるのだと思う。
(ん?ナメクジって溺れるのかな・・)

バラをナメクジの魔の手から守れ。


ところで、ナメクジやカタツムリには寄生虫がいる
事があり、髄膜炎を引き起こしたりする。
度胸試しや民間療法で食べた人が亡くなった例もある。
もっとも、食べる人はあまりいないだろうし、
這った跡がついた野菜も良く洗って食べれば全然
問題は無いので、そんなに神経質になる事は無い。