ダンナサマが京都に出張に行った折り、「帰り、京都駅でちょっと時間があったから」とおみやげを買ってきてくれました。
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秋のおたべ(栗あん、芋あん)と、京ばあむ。 やったー☆
実はこの組み合わせには見覚えが。 以前バイト先で、やはり出張のおみやげにこの2つを持って帰って来られた方(新婚の若い男性)がいたのです。 で、袋からおたべを差し出して、「これ、皆さんで」、と。 その後、京ばあむの方は、「あ、これは家用で・・」と持っていってしまいました。 やっぱり愛しい新妻(関係者の間ではかなり有名な美人!)にはおみやげの格が違うよねーと思ったのでした。
うちのダンナサマは、この両方を、もはやだいぶ古びた妻に。 いいダンナサマだにゃあ☆
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「だってFujikaちゃん、バウムクーヘン研究中じゃない?」と。 そうだった。(ちょと忘れてた) しっかり味見しないと。
豆乳入りの生地がベースだそうで、そこに抹茶・煎茶を加えた層が、緑、白、緑と3層になっています。
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そして一番外側には、抹茶のフォンダンがやや厚めにかかっています。
ケーキ部分の固さは、固からず、柔らかからず、中くらい。 気持しっかり目かな。 フォンダンをかける場合は、あまりしっとりした生地だと溶けてしまうおそれもありそうなので、このくらいの固さを選んだのだと思います。 商品開発の際は、京都→極やわ系 という方向性も考えたのではないかしら?でもこのバウムはフォンダンがけを選んだのかも。
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これは、カットしたら内側から食べていくのがおすすめ。
まずいい香りの抹茶の層。そして豆乳の層に達すると、お豆腐のような甘い香りがします。
最後に抹茶生地と、しゃりっとした抹茶フォンダンを一緒に食べると、ほろ苦さと甘さが倍増!
「おおおお、満足~。」という感じで一切れを食べ終わることになります。 (でも2切れくらい食べちゃうんだけど)
この濃厚な抹茶フォンダンが、京ばあむのポイントかも。
原材料を見るとバターも入っていますが、バターの香りは、この京ばあむの場合は目立たないです。
焼いた層の、小麦粉のこんがりした感じも控えめ(というかあまりない)。
繊細な豆腐風味とお茶の香りを邪魔しないで引き立たせるように作ってあります。
「味的にはバウム状に焼かなくてもいいのかもね」
とダンナサマが言っていましたが、直方体のパウンドケーキでは、
箱をあけて3層構造を見たときの「わ~」という華やかさは出ないですよね。
観光シーズンなどは入手困難だったりもするようです。
お茶や大豆の産地はほかにも沢山あると思いますが、京都はさすがのブランド力ですよね。
(地方都市もがんばって欲しいです。先日久しぶりに行った鳥取の寂しさに呆然)
ダンナサマへ:美味しいおみやげをありがとうね~。
■参考情報
(1)当ブログのバウムクーヘンレポート
・治一郎のバウムクーヘン
・米粉のバウムクーヘン(ガトー・ピレネー)
・クラブハリエのバームクーヘン
・京ばあむ
・ドイツシュベルマー Schwermer のバウムクーヘン
・アップルクーヘン(りんごバウム)
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(2)「バウムクーヘン三昧」 バウムクーヘン専門のブログ
いろいろなバウムクーヘンが載っています。
(3)バウムクーヘン情報サイト バウムクーヘンテレビ
全国のバウムクーヘン店舗データベース(リンクつき)があります。
「今週のおバウム」には109個の写真付きバウム試食記事が。
今回初めてみつけたサイトですが、とても読み応えがありそうです。
オー・ボン・ビュー・タンのガトーピレネーの試食記事。
(今回頂いた)クラブハリエのバウムクーヘンの試食記事。
バウムクーヘンといえばコレ、のカールユーハイムの切り立てバウムの試食記事。
(4)クラブハリエのバームクーヘン解説ページ
パッケージコレクションは、見ていて楽しいです。今回の金魚柄は夏の定番のようです。ほんと、素敵です。