採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2006韓国:市場でみたもの・買ったもの(お菓子編)

2006-05-16 | +海外

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韓国のお菓子屋さん(お餅屋さん)は大変魅力的。
日本とはちょっと違う形のものが多くて、全部味見してみたくなります。

あらかじめ韓国菓子の作り方の本を読んであったので、おいしそうさもひとしお。
「おいしさ新鮮!韓国のお菓子」(呉 浩子著・文化出版局)はおすすめです。



2006/2/24 「剛の家」の近くのお餅屋
下から二段目の白くて丸い蒸しパンみたいなものは、米粉でつくった蒸し菓子
(ペクソルギ)ではないかしら。
一番下の色とりどりのものは、餅粉の中に黒豆、エンドウ豆、インゲン豆、栗などを混ぜ込んで蒸したもの。オレンジ色のものはかぼちゃ(水っぽい系統)。




2006/2/24 広蔵市場のお餅屋
左は栗、黒豆、インゲン豆、松の実、かぼちゃなどをくっつけてあるお餅
右は薬飯というものだったかな?カラメル味の甘いおこわ。
買ってみればよかったよー。栗とナツメが乗っています。




2006/2/24 広蔵市場のお餅屋
左は(多分)あんこが芯になった2色のおもち。松の実が中心に飾ってあります。
右はいろいろなものをまぶしたお餅。真ん中は白ごま、右は多分ゆで小豆の粉。
左の黄色いのはなんだろう?




2006/2/24 広蔵市場のお餅屋
左はヌガー。上から、ピーナツ、黒ごま、かぼちゃの種、えごま?、白ごま。
右は薬菓というもの。いろいろな形がありますがこれは真四角で花の形のスタンプが押してあります。上には白ごまと松の実のトッピング。
味からすると、小麦粉の固い生地を揚げて、そのあとシロップをしみこませているようだ。




2006/2/24 買ってみました。
餅部分は、紫米か何かをつかっているような黒紫色。外側にまぶっているのはゆで白いんげん(?)の粉と白ごまと青のり(?)。
松の実かピーナッツの粉という線も考えられるが、それほどリッチでオイリーな感じはなかった。





2006/2/23 ロッテマートで買ったお餅
黒糖の色だろうか?さほど甘くはなかったけれど。各種の豆が入っている。
もちもちした中に固い豆(ゆでピーナツか?)や柔らかいほこっとした豆(インゲン豆)が入っていて面白い食感。





2006/2/23 ロッテマートで買った薬菓
ヘリが波形の四角い形。トッピングは松の実4個。



韓国のお餅は概して塩味がきいている。
そしてその分、甘さが控えめ。
韓国の餅文化では、もちもち感とこりこりした豆を組み合わせるのが好きなようだ(私見だが)。
ビビンパを食べると、ごはん+野菜部分の柔らかさと、豆もやしの豆にあたったときの歯ごたえに際だつコントラストを感じる。これが餅にもいえるのだ。
日本の豆餅も豆がこりこりしているけれど、塩味系の豆餅の方が多くはなかろうか。甘い豆もち(あんなし)は少ないよね?

栗、松の実、ナツメが多用されているのも韓国餅の特徴かも。
2月であろうと何月であろうと、栗が欠かせない種類のもの、というのがあるようだ。
生の栗を食べるのも日本にはないのではないかしら。
写真にはないけれど、生の栗、ナツメをそれぞれ刻んだものをまぶした餅があった。食べてみればよかったなあ。
焼き栗屋台があって、何回か買ったのだけれど、そのうち1回はなまっぽいものがあった。日本だったら返品必至ではないかと思うけれど韓国の場合はたぶんこっちが好き、という人もいるのではないかしら。
私も韓国人になったつもりで半生栗、食べました。・・・やっぱり煮えてる方が好きかも。


「薬菓」はなんともいえずおいしい。
かみしめるとにじみ出すシロップと油。危険なうまさだ。
コンビニで売っている「ローズネットクッキー」にちょっと似ている。
(ローズネットクッキーは、好物という訳ではないけれど、体力と意志力が弱ったときにうっかり買ってしまうものなのだ。)

この薬菓、お店によって微妙に味が違う。ちょっと脂臭い(ラードを使っているのかしら)ものもあるので、沢山買うときは味見してからがよい。

上記の本には作り方が載っていなくて、webを検索しても出てこないのだけれど自分で作れないものかしら。
でも砂糖の分量をみたら作る気をなくすかも・・・。知らぬが仏といえましょう。

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こーれぐす礼賛

2006-05-11 | +ふたりの日
沖縄の調味料こーれぐす(高麗薬?)はなかなかすばらしい調味料だこと。

5/9の晩ごはん。

・市販のおすし
・まぐろさしみ
・四物スープ
  台湾で買ってきた漢方薬ミックスに、豚スペアリブ、豚バラ肉(スペアリブが足りなかったため)、ごぼう、れんこん、にんじんを入れた。
・しめじとスナックいんげん(さやも実も食べられるもの)のオリーブオイル炒め

このすべてにこーれぐすがあうのです。

おしょうゆにこーれぐすをちょっと垂らして、これでまぐろ刺身を食べると意外なおいしさ。魚っぽさがなくなり泡盛のいいかおり。
お刺身を、柚子胡椒と醤油、または柚子胡椒とレモン汁(柚子でも)で食べるのもおいしいけれど、こーれぐすが一番軽く感じる気がする。
唐辛子の成分のせいか、それとも泡盛が舌に残る脂分を洗い流すからか・・・。

漢方薬のにおいの四物スープともよくあいます。豚肉の強さがさっぱりとする。
しかも唐辛子の辛みと漢方薬があいまって薬効が高まりそう。
豚肉・昆布だしの沖縄そばとあうわけだから当然これとも合うわけですね。
こってり系のラーメンにもあうかも。

野菜炒めにちょっとかけると、ひと味ちがう雰囲気。
唐辛子っておいしいんだな、と思う。
中南米には何十種類も唐辛子があるとか。しかも生、干したもの、燻したものとあり、それぞれ辛さのみならず味がちがうらしい。
食べてみたいものだ。
でも、あちらの人には違いがわかっても、私にはすべて「辛い」だけかもしれないけれど・・・。
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桑じゃなかったかも

2006-05-09 | +きのこ以外
先日、大収穫の予感がしていた桑の木、どうも桑ではないような・・・。
葉っぱは桑に似ていると思っていたのだけれど、実の姿が違うようだ。

別の場所にある桑の木(昨年収穫実績有)を見てみたら、もう既につぶつぶとした実がなっている。
それに比べてこの木は、実らしきものはみあたらず。

がっくし。
ぬかよろこびでありました。

(桑の小さい実)(葉っぱ)(写真はあとで)

(ぬかよろこびの木の実)(葉っぱ)(写真はあとで)
コメント (2)
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