採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

みりんかすビスコッティ

2006-05-31 | +お菓子(西洋)
(本当は2度焼きする前に食べてしまったからビスコッティとは言えない。
 何と呼ぶべきか? ソーダブレッドかな?)

5/27(土)、パンを焼く予熱がてら、ビスコッティを作ることに。
ビスコッティって、要するに重曹でふくらませたパンをスライスしてもう一度焼いたものなのだ。
どのような配合比だろうと、重曹と適度な水分があればふくらむ。
・・・という仮説のもと、そのへんにある材料をかたづけた。


いま我が家に沢山あるのがみりんかす。
みりんとは、甘酒に焼酎を注ぎ、しばらく熟成させてそれをしぼったもの。
つまり、(みりんかす)≒(甘酒)-(水分)
形状は酒粕なのだけれど、お酒っぽさはあまり感じない。

そのまま食べても、ちょっとぽそぽそするけれどほんのり甘くておいしいのだ。
しかし、圧縮されている分食べ過ぎてしまうせいか、はたまた米のでんぷんが麦芽糖か何かに変化して吸収されやすくなっているせいか、太るのだ。

乾いた食品って、キケン。
ドライフルーツ然り。おせんべいも。


このみりんかす、水(およびみりん少々)でもどして、お砂糖を足して、更に甘納豆などをまぜると、とってもおいしいお茶請けになる。

焼き菓子に混ぜたらどうなるかしら?
最近、米粉を使った洋菓子というものもあるようだし。
湿った米粉と考えればよいわけでは?

という訳でみりんかすビスコッティ。

(材料)(長さ40cm程度のなまこ型)
・みりんかす  200gくらいかな?
・牛乳     ひたひたよりだいぶ多め
・卵 3個
・オリーブオイル 大さじ1
・小麦粉 300g
・BP 小さじ2
・BS 小さじ1
・砂糖 少々
・台湾製きなこのようなもの 袋に残っていた分全部。(50gくらい?)
・デーツ 適量、ドライあんず 適量
・くるみ、松の実 適量

1)みりんかすを牛乳でふやかし、ミキサーで粉砕してヨーグルト程度の濃度の液状にする。(350mlくらいか?)

2)その他液体をすべてこれに混ぜる。

3)粉類をふるっておく(BP、BSを均一に混ぜ込むため)(このように適当な分量でやっておいて、何をいまさら粉などふるって、という気もするが)。

4)液体と粉をまぜる。途中、ナッツ、ドライフルーツ類も混ぜ込む。

5)べたべたした生地になるので、スプーンで天板にかきだし、なまこ状に整形する。
 表面に粉砂糖をふるう。

6)170度くらいで30分~40分焼く。

ここで試食。
あら、表面が粉砂糖のせいかカリッとして、中はふんわり、しっとりしておいしい。
みりんかすの味(甘酒の味?)は何故か全然感じない。
・・・という訳でビスコッティは中止。
BPブレッドのできあがり。


これは実は6/13に作ったもの(3回目くらい)




これの困る点は、ビスコッティよりやわらかいので食べやすく、つい食べ過ぎてしまうこと。
・・・なあんだ。乾いていても、しっとりしていても、どちらにしろ食べ過ぎてしまうのね。
食品でなく食欲に問題があったということか。


たまたまうちにきたお客さんにも好評だったので持って帰ってもらいました。
(なので写真とらないうちになくなってしまいました)

もう一度、材料を量ってつくろう。(もう二度と同じものは作れないけど)
ドライあんずはあまりあわなかった。
今度はレーズンもいれてしまおう。


・・・・一回目は無欲の勝利というか、「意外と成功」するのだけれど、2回目、3回目は1回目を超えられないことが多い。
アレンジしすぎはよくないのです。知ってるのだけどね・・。
コメント (6)
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