体育の日の連休は、那須に行ってきました。
父はしばらく前から伏せ込んであるマイタケの見張り番として滞在中。
母が実家から我が家に移動してきて、1泊して、10/11に一緒に車で向かいました。
ずっと見張り番をしている父によると、本来ならマイタケやら山のきのこが出る時期なのですが、今年は全体的にきのこが少なめ。
この時期にしては気温が高すぎるし、雨もちょっと足りないようです。
11日は産直に寄りつつ移動しただけでほぼ終わり。
12日に近くを散歩してみました。
(雑木林を切り開いて作った別荘地なので、売れ残り区画などに結構きのこが出るのです)
父と私でちょっと歩いて、いくつか不明きのこを採取。それを持って御近所のきのこに詳しい人に鑑定してもらいに行きます。
1件目で分からないと言われたものがあり、もう1件にもおじゃま。
きのこ狩りよりもおしゃべりに随分時間を費やして帰宅。
すると留守番していた母が、「御近所の××さんが、『きのこ出てるから見に来て』ですってよ」と。
歩いて2分くらいのそのお宅に早速3人で伺ってみると、コレコレ、とお宅の真向かいの空き地に案内して下さいました。
おおっ!!!!
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おっお~!!! これは見事なシャカシメジ(センボンシメジ)の株です。 別荘用空き区画と道路の境目の崖(段差)になったところに生えていました。午前中は結構日が当たるような場所です。
図鑑で見るような立派さです。 どのくらいの大きさかというと・・
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んー、レタスくらい?直径20cmくらいでしょうか。 採り頃にも丁度間に合った感じです。 教えて下さったその御近所さんは、天然キノコは(以前懲りたことがあるとかで)食べないということで譲って頂きました。
スコップと箱をとりに帰り、早速採取。 ずっしり重みを感じながらホクホク気分で帰ろうとしたところ、藪の中にもうひとつこんもりしたものが!?
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これも同じセンボンシメジでは! (発見者は私☆) 日があまりあたらない樹林の中にあるせいか、やや若め。これもまた採り頃です。
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スコップでざっくり採取。 こちらもかなりの大きさです。
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二株もいいのが採れて、望外の喜びです。 左上にあるのはチタケ(やや乾いたので色褪せたもの)。
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センボンシメジというだけあって軸が何本にも枝分かれしています。 シャカシメジの語源は、幼菌のカサがつぶつぶしているところがお釈迦様の頭の螺髪に見えるからだとか。 私はまた、この多数の軸が、千手観音の沢山の腕っぽいからかと思っていました。
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記念の計量。 大きい方の株は481gでした。
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小さい方も、大きさの割にずっしり。 443gもありました。
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片方は自分で見付けた訳ではないけれど、それでも嬉しい大収穫でした。
おめでとうございます。羨ましい~。
10年前に溶けかけた個体を発見し、それでも師匠に褒められた。以来、毎年同じ場所を探しているけど・・・。
勇気を貰いました。今年はは広めに探してみます。
という訳で、食べたことがありません。
お味の報告、楽しみにしていまーす。
台風、大丈夫でしたか?
こちらは何とか大丈夫でしたが、あっという間に初冬の寒さになってしまいました。台風の前までは夏みたいだったのに。
釈迦シメジ、私はまだ見つけたことはないんですが、本シメジと同じ味わいだそうですね。和風だけじゃなく鶏のクリーム煮やマカロニグラタンに入れても美味しそう。あとはブラウンソースにいれてにハンバーグにかけてもよさそうですね。
チタケも採れたんですね。こちらは神社の石段脇に脳茸がいくつか生えていたぐらいです。脳茸は焼きたてプチパンそっくりでいかにも美味しそうに見えるのに全然美味しくないですね。
今日、産直が何日ぶりかで開いていてようやくスチューベン買うことができました。
軸も細く傘も小さめで割と華奢なきのこですが、うまみはすごくあるような気がします。
バターでいためるだけで、きのこの香りむんむんです。
炒めると水分が出てくるので、ごはんに汁ごとのっけて食べるのが美味しいです。
(幸い近所では目立った被害はありませんでした)
これだけ水分が豊富ならまた何か出るだろうと期待しているのですが・・・。
シャカシメジは和風けんちん汁とミルクスープ、両方やってみましたよ~。
ノウタケ、なんかまずいですよね。風味が好きじゃないです。
お友達は干してから調理していましたが、味も美味しくなるのかな・・・。
スチューベンは、香りも強くて美味しいのですが、皮が厚くまた種も大粒で多いですよね・・・。果肉がちょびっとしかないなあ、と思ってしまいます。
ふつうに生食する以外に何か加工されますか?