我が家では洗い物担当はダンナサマです。
手洗いではなくて、食器洗い機にセットするという作業。
私がやると、どさどさと適当に放り込んでしまうのですが、ダンナサマはお皿の大きさや形にあわせて、順番や位置を調整し、緻密に並べてくれます。
最近は、割とマメにセットしてくれるのですが、毎回、これは入らなかった、というものが結構沢山あります。
それを次回に回すと、次回もやっぱり入らない。
そこがちょっと不満。
食洗機が小さいのが問題では?
巨大食洗機を導入すれば、全ての問題は解決するかも。
「幸せの青い鳥はきっと大型食洗機の中に☆」
と、ぽーっとなって、海外によくある大型食洗機はどこで買えるのか検索してみました。
(以前父が単身赴任していたノルウェーで初めてそれを使ったのですが、ほんと、何でも入るのにびっくり。
その後、この家で初めて引き出し式の食洗機を見て、予想外の小ささにまたびっくりしました)
念入りに調べてはみたのですが、日本で買えるものは非常に選択肢が狭いです。
メーカーは
(1)ミーレ(ドイツ)
(2)AEG-Electrolux(スウェーデン) AEGはもとはドイツの会社
(3)ASCO(スウェーデン)
(4)イケア(品物はエレクトロラックス製)
あたりです。
ボッシュ(ドイツ)というメーカーもありますが、日本からは撤退してしまった模様。
そして、値段が非常に高いです。
(1)~(3)は、本体価格30万円前後から。
(4)イケアは比較的安いけれど、それでも18万円くらい。
amazonのアメリカサイトやドイツサイトを見てみると、食洗機の相場は500ドル/400ユーロ前後から沢山あります。
日本だけ何故こんなに高いの・・・?
家電メーカーのロビイストががんばって、高い関税をかけてるのかしら。
それとも、輸入食洗機代理店は、富裕層のみをターゲットにしているのか(←こっちかな)。
フランスのインテリア本を見ると、割と狭いアパートの、シンクのサイズが洗面器くらいのごく簡素なキッチンでも大型食洗機が置いてあったりしますが、日本のインテリア本では、それはもうゴージャスなキッチンにだけ、設置してあります。
機種を比較検討しているサイトも少ないです。
悩んだとしても、「どうせ30万円近く払うのだったら、1割くらいお金を追加して1ランクいい機種にしようかな」、という金銭感覚麻痺状態。 (冷静に考えると1割って3万円もするのですけどね)
設置工事にしても、海外では自分でやる人も多いみたいで、素人動画も沢山あるのに、日本ではそういう人は少ない感じ。
順当に見積もると、工事費だけで5万円以上するようです。
(水道、電気、木工、そして食洗機業者と何人も人が来るらしいので仕方ないのかもしれませんが)
私も、どうせならイケア(18万)じゃなくてASCO(25万)にしようかな、と血迷い気味でした。
工事をある程度自分でやれば、少しは節約になるし・・・。
実機を見ておいた方がいいよね、とショールームを確認。
(東京は遠いし、そうこうするうちにほとぼりが冷めて、また数年くらい経ってしまうのを狙う)
そんな時、
「そうだ、ヤフオクに何かあるかも?」
と思い出してしまいました。
出品数が少ないようでキーワードにブレがあり、捜すのに苦労しましたが、時折出ているようです。
つい2週間前に、ミーレの中古が10万円で出ていました。
でも既に落札済み。ショック・・・。(これでまたちょっと熱くなってしまった)
また出るかな・・と淡い期待で時折チェックしていたところ、発見!
エレクトロラックスElectrolux のESL63040Rという機種です。 |
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一応色々考えました。
・せっかく今動いている機械を取り外していいものだろうか
・ついこの間修理してもらったばかりなのに(今調べたら2014年10月なので、1年半前。ついこの間ではないですね)
・電気工事までして、これが結局動かなかったら・・?もとの機械を再度とりつけることは出来ないし・・・。
↓
・どちらにしても、大きいのを買おう。
・電気や水道工事をしたのに、この機械がうまく動かなかったら、定価でちゃんとしたやつを買えばいい!
・もしこれがダメでも、ダンナサマが出張中にこっそり定価のやつと交換すれば、多分気づかないはず。
(別に気づいてもいいけど)
・設置工事の練習をする上でも、この安いやつを実験台にするのはいいことのはず。
不退転の決意でがんばる!
大きいのが収まるように、キャビネットを改修しないといけません。
まずは現状確認。
いまのキャビネットは、流しの部分に扉が3枚あります。 |
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これが一番左。 |
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この2枚が真ん中と右の扉。 |
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引き出しを取り出して奥の板をむしりとって確認してみると、電源は何故か右側から来ています。 |
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手だけ差し入れて写真をとってみました。 |
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そういえば、2014年の8月にカウンターを撤去した際、電源ケーブルが2本あるのを見かけました。(写真中央あたりのグレーの線) |
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さて、流しの下はこんな感じ。 |
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調味料を箱ごと出してしまえば、すぐにからっぽに。 |
キッチンキャビネットの構造なんて考えたこともありませんでした。
なのでしばらくぼんやり眺めるばかり。
でも、じっと眺めてもどんな固定方法かはよく分かりません。
ゆきあたりばったり方式で行くしかないです。
よし、解体開始!
(本当は、すごくおそるおそる作業しました)
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食洗機を動かしてみてびっくり、コンロのある右側面がひどい汚れようです。 |
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こちらがコンロとオーブンなのですが、吹きこぼれた液体が、コンロの下まで流れ、しぶきが跳ね散らかったようです。 |
後半に続きます。
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