近所の農産物直売所で柑橘類が売っていました。
プロの柑橘農家という訳ではなく、敷地内に趣味で植えている果樹と思われます。
品種を聞いてみても、よく分からないとのこと。
でも、ダイダイではない、とのこと。
(ダイダイが売っていないかなーと探しているのです)
何かはわかりませんが、とりあえず買ってみることにしました。
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謎柑橘は、この2種類です。
左のすべすべしたものは、外皮が比較的薄く、ずっしり感があります。
右のものは、明らかに変わった外見。表皮がえらくシワシワです。 こんな柑橘、市販品では見たことがありません。 この特徴的な外見を楽しむための、家庭用果樹ではなかろうか。
すべすべの方は、比較的剥きやすい皮で、伊予柑に似ています。 じょうのうと果肉の感じも伊予柑的で、丈夫なじょうのうに、ジューシーな果肉が包まれています。 じょうのうを剥こうとすると、果汁が滴って手が汚れるタイプ。 果肉の色は、伊予柑よりは薄い色。 そして味は、八朔より強めの、かなりの苦みが! 八朔はほろ苦くて好きなのですが、それよりも苦く感じます。
私は、剥いていて手が汚れないタイプの、サクサク・パリパリした柑橘が好みなので、この柑橘は、八朔と伊予柑の悪いところを集めちゃった、という印象です。 一度買えば満足かな。 (忘れてまた買ってしまうかもしれませんが)
シワシワオレンジは、1個80円。 産直にしては強気の値付けでしたが、なるほど、美味しいかも。 こちらは詳しく写真を撮ってみました。
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左が剥いた皮。とてもシワシワです。 齧ってみると、白いところには苦みはなく、果皮表面のオレンジ色の油胞部分にはポンカン系の辛いような風味があります。 右が果肉。濃いめのオレンジ色です。(いまいちちゃんと撮れてなくてすみません)
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こっちの写真の方がまだましでしょうか。 比較的濃いオレンジ色で、伊予柑的なジューシー系だけれど、もっとしなやかに、繊細にしたような果肉でした。 じょうのうを剥くようにすると、比較的きれいな形を保ったまま果肉が外せます。
期待以上にちゃんと甘いです。 スイートなオレンジが好みならば、このシワオレンジはあたりではないかなと思いました。
名前が分からないのが惜しいなあ。 国華園などの苗木のカタログに載っていないかな。
もし心当たりをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄で情報お願いいたします!
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