先日実家に行った際に、父が
「ツツジの葉っぱに白い実みたい花みたいなのがついてるよ」
と教えてくれました。
なんだろう、それは? ネタになりそうでは。
早速案内してもらって、観察してきました。
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おー。 確かに。 葉っぱのさきっぽに、白い塊がついています。
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こちらにも。 葉っぱよりも肉厚の組織で、くるりとカーブというかくぼみというか、そういう感じになっています。
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よく見ると結構沢山。 これなどは、かなりりの大きさ!
虫こぶ(虫えい)的なものかな?と思って、ドキドキしながら割ってみたのですが、 組織はリンゴみたいなシャリシャリしたような感じになっていますが、虫や、虫のすみか的なものは見当たりません。 (さすがに舐めてみたりはしていません)
なんだろう?
帰ってから「ツツジの葉 こぶ」でグーグル検索してみると、すぐに出てきました。 「もち病」 ですって。
ツバキ類とツツジ類だけに起こる病気で、特にツツジの場合は焼いた餅のような形にふくらむので、この名前なのだそうです。 原因は、最近。カビのなかまの担子菌類が感染して起こるのだそう。 春や秋に雨が続き、日照が少ない天候、日当たりが悪く多湿になりやすい場所で発生しやすくなるそうですが、確かに今年は春になってから、比較的曇りが多めの涼しいお天気。 しかも公園の、やや日陰のエリアです。
菌が胞子を飛ばすので、病気の葉っぱはみつけ次第除去するもののようっですが、まあ、発生量も少なめだし、公園のツツジなのでそのままにしてきました。
お父さんへ:ネタ提供、ありがとうございました。また何か珍しいものをみつけたら教えて下さい。
病気の葉っぱの写真だけではなんなので、綺麗なものを。 実家のアマリリス。
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だいぶ前に鉢植えだったものを、母が庭の片隅に植え替えて(捨て子してともいう?)おいたら、今年、こんなにきれいな花を咲かせてくれました。 つくりものじみた豪華な花ですね。
原産は熱帯アメリカだそうで、半日蔭でもいいけれど、寒さには弱めのようです。 作冬はかなりの暖冬だったので、冬のストレスがきびしくなかったのかもしれません。 父がレモンの木に、とばらまいた肥料が、こっちにもちょっと転がってきて、いつもより栄養がよかったのかも。
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母の田舎の方では子供が見付けるとおやつ代わりに囓っていたそうです。私も囓ってみたことがありますが、シャキシャキしてほんのり甘くてリンゴの薄切りという感じです。
サザンカの場合は綺麗に葉っぱのシルエットを保ったまま1枚まるごと肉厚になり、表面もツヤツヤなので見た目にも抵抗が少ないかも。
検索したらスターフルーツにたとえてる人がいました。シャキシャキした食感といい、果物としては頼りない甘味といい、ほんのり青臭い風味といいちょうどいい喩えかも。
ネットにはこの情報はありませんでした。
リンゴという私の例えはいいセンいってたんだ!
虫こぶだったらいやだなーと口にするのは避けましたが、次にチャンスがあったらひとかじりくらいしてみます。
スターフルーツ、なるほど。もしくは、東南アジアのレンブー(蓮霧)もシャキシャキうす甘系ですよね。
ツツジのもち病の葉っぱも甘いかどうかは私も試してないので分かりません(笑)
ツツジは小さいですものね。
でも、もしかしてもっと美味かも?(笑)