ウィーン市街の北部に、グリンツィングという地域があります。
ベートーベンが遺書を書いたハイリゲンシュタットの東側に隣接しているエリアです。
新酒の季節は、ホイリゲ(農家居酒屋)で自家製ワインを飲むことが出来る場所でもあります。
夕方以降はかなり賑わう場所だそうです。
新酒の季節でもないし、午前中だけれど、路面電車に乗って出かけてみることにしました。
20分くらいだったかな、とても近いです。
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駅前はこんな感じ。 ベートーベンが遺書を書いた時代のハイリゲンシュタットは、森とぶどう畑がある農村部、という感じだったようですが、今では、多少のぶどう畑は残ってはいるものの、郊外の高級住宅地になっています。
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マロニエの白い花や、薄紫の桐の花(?)があちこちで満開でした。
景色と空気がすごくいいです。 でも単なる散歩より、もっと見るものが多い都会がいいなあ・・・と思いつつ、てくてく。
すると。
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歩道のアスファルトがもっこら。
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何これ?
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めくってみると、中にはきのこが!!
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大きいきのこと小さいきのこ、いくつかがまとまって生えています。
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1個取り出してみました。 窮屈なせいで多少いびつな形ではありますが、これは食用マッシュルーム(ハラタケのなかま)では?
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パカッと割ってみると、よくみかけるホワイトマッシュルームにそっくりです。 匂いも、美味しそうなきのこの匂い。 でも。 うっかり食べて、旅行先、しかも海外で何かあると厄介です。 せめて誰かに教えてあげよう、と辺りを見回しましたが、平日の昼時の住宅地って、誰もいないのですね。
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名残惜しく思いつつ立ち去ろうとすると、あちこちにアスファルトの補修跡が! ここはきのこスポットなのかも!
辺りを見回すと、下り坂を下りきって、また上り坂がはじまる、谷のような地形になっている場所でした。水分条件がいいのかもしれません。
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きのこ発見の興奮で、この後は、「何かないかしら?」というハンティング散歩になりました。
きのこはここにしかなかったけれど、「下心」があって歩くのは、景色を見るだけよりも楽しくてよかったです。
景色の写真もいくつか撮ったので、別の記事でご紹介します。
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■参考情報
ホイリゲ案内 グリンツィング
アスファルト、割り比べたことがないのでよく分かりませんが、日本のものは高品質なんでしょうか。
だとしたら、(オーストリアに勝ったので)エッヘンという気分ですが、地下のキノコには気の毒ではあります。
西洋人(白人)は、私には全くどこの国の人か想像がつきませんが、あちらの方々は見分けつくのかな。
見分ける方法ってあるのでしょうか・・?
アスファルト、こんなに脆いものなのでしょうか?
私の車の駐車場の側に竹林があり、あちこちヒビが入っています。タケノコの進出はまだ食い止められている模様。
日本のアスファルトの方が丈夫なのか、きのこの方が強いのか・・・。
でも 日本のアスファルトだと こんな事にならないのでは?と思ったりします。(^_^;)
ベートーベンというと、どうも宅配ピザの音は聴こえる佐村こうじとかいうあの人を思い出してしまいます。
そういえばパリでもどこでもインド人にしかみられませんでした。フランスはベトナム人が多くて日本人はよくベトナム人に間違えられるそうですが、私はインド人なんです。パスポート店でやっと日本人だどわかってもらえた。タイのビーチで身体焼いたからですが、帰国後も成田でナマステーと言われました。
フランスの田舎、もう一度いってみたいけど面倒くさくなってしまいました。