採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

八珍柿2021

2021-12-14 | +干し柿・干し芋・栗

今年も佐渡の矢田農園さんから渋柿を分けて頂いて、干し柿を作りました。
(矢田さん、今年も本当にありがとうございました!!)

佐渡の平核無柿は別名八珍柿。
ちんまり可愛いく干しあがるので、我が家では「八珍姫」と呼んでいます。

今シーズンは、柿の着色が早く、通常なら肥大している時期から着色が始まってしまって、大忙しだったそうです。
うちの方も同じような傾向で、え、もう?という時期から柿が色づいていました。

今年は、お米の箱で7箱弱分剥きました。
ひと箱、えー、何個だったかな。柿の箱よりだいぶ小さいので、柿の箱だったら5-6箱相当でしょうか。


干し柿シーズンの前には、ベランダを綺麗に水洗いしておきます。

八珍柿2021

ずらりと並んだ干し柿。
これを見ると、今年も秋がきたなー☆と嬉しい気持ちになります。

最初は黄色っぽいような色あいです。


八珍柿2021

乾いてくると、段々と橙色に。


干している間は、天気予報のチェックが欠かせません。
私はとりわけ天気に疎い方なので、結構なプレッシャーです。
晴雨だけではなく、風向きが重要。
南風が強い雨、あと濃霧が要注意です。

今シーズンは、2回ほど、ベランダから取り込むときがありました。


↓ こちらは2回目。

八珍柿2021

12月1日なのですが、「台風のような暴風雨」という予報。
予報通り、屋根がついているベランダ全体と、窓ガラスまでもが濡れるような暴風雨でした。

八珍柿2021

かわいい八珍姫たちは、おうちの中に避難。
この時期は、もうほとんどが干しあがって発送済みの状況で、カートごと持ち込む必要はありませんでした。
(室内干し用竿に仮置き)


八珍柿2021

干しあがりのプリンセスたち。
ぽったり小さく干しあがります。
関東はおおむね天気がいいので、佐渡よりもずいぶん早く干しあがるようです。

八珍柿2021

たまに、偶然うっすら粉を吹く子もいますが、箱詰めすると、この程度の粉は消えてしまうかな・・。
基本的には粉はなくて、あんぽ柿状態で配ってしまいます。


八珍柿2021

これは、実家用だったかな。
手持ちの缶にぎっしり詰めてみました。
むぎゅむぎゅに詰めると、柿が自動的に四角く整形されて可愛いのです。


八珍柿2021

少量プレゼント用の荷姿。
このパックは宅急便コンパクトに丁度2つおさまるサイズで、最近よく使っています。
(自分で紙箱を作ったときもありますが今年はパックを利用・・)

少し隙間があくので、そこにはスライス干し柿を詰めました。
こうやって詰めて行ったら、沢山ありすぎと思ったスライス干し柿も、ほとんどなくなってしまいました。
うーむ、スライス干し柿、もっと気合いれて沢山作っておけばよかったか・・・。
(どんどん柔らかくなってくるので生の状態でもらってもらったりしたのです)

送り出してしばらくすると、「かわいい~」とか「おいしい~」とか、お褒めの言葉を頂きます。
でも、実は、もとの柿がいいからなんですよね。
皮を剥いて吊るしておいただけの私が褒められちゃって、いいのかなー、えへえへ。(でも嬉しい)


この秋、矢田さんは、本当におつかれのご様子でした。
柿の着色が早かったせいで、稲刈りから休む間もなく柿もぎへ。
しかも、柿の作業を急ぎたいときに、小学生の体験学習のために、いったん柿もぎお休みして、すずなりの柿を見せてあげたりも。
そうこうしている間に、木になったまま、柿は風雨で傷ついたり柔らかくなったり。
今シーズンは気をもんでばかりだったのではないかと思います。
(近かったら、何かお手伝いに行くのに~)
かわいい柿を沢山送って頂けて、本当にありがたかったです。



うちの柿は12月上旬でほとんど片付いてしまいましたが、矢田農園さんの干し柿は、うっすら粉を吹いて美しくお化粧した感じに仕上げることもあって、販売は、これから。(発送は年明け頃?)
美しくてめっちゃ美味しいので、干し柿好きの方、如何でしょうか。
販売サイトはこちらです。



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