9月に両親と島根に行ってきました。
父の企画なので、歴史文物めぐり、という比較的硬派な旅でした。
メインテーマのひとつ、出雲大社。
とっても広くて、運動になる場所でした。
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出雲大社はこんな感じの立地です。
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奥に見えているのが正門鳥居。
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大国主命の像がありました。
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大国主命といえば、うさぎ。 出雲大社境内には30あまりもうさぎ像があるそうです。 うさぎ探しをするのも楽しいかも。
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これが拝殿。 出雲大社というと、この建物の画像が使われると思いますが、神様がいる場所ではなくて、拝むための場所のようです。
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拝殿の注連縄。 長さ6.5m・重さ1tだそうです。 神社の鑑賞ポイントはよく分かりませんが、このねじねじの注連縄ってボリューミーで綺麗だなあ、と思いました。 どうやって作るのだろう?
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拝殿に向かって左後ろに牛と馬の像があります(神馬神牛)。 牛のほうがカッコよかったです。 このそばに、大遷宮にあたっての寄進者リストの看板がありました。 企業名、個人名が沢山。 企業で筆頭に書かれているところは、いくらくらい寄進したのかしら。想像もつきません。何千万円のオーダー?もっと少ない? そんなにお金に余裕があるなら、顧客や社員に還元しなくていいのかな。
個人の寄付で、山林三筆、などというものもありました。 出雲大社は、それを売ってお金の足しにしたのかな。いくらになったのかしらん。
神聖でスピリチュアルな場所のはずが、富の不均衡について考えたりして、どちらかというとドロドロした気持になりました。
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屋根の檜皮葺の見本。 撤去された方の古い檜皮は、寄進してくれた人などに、お守りとして少しずつ分けているようです(多分まだいっぱい余ってる)。
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拝殿の奥にある、八足門。 ぐるっと四角く囲われた範囲の、開口部になります。
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奥に見えるのが、御本殿。 神道の場合、ご本尊の仏像があったりする訳ではないようです。
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背の高い建物が御本殿。
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御本殿の屋根にある、バッテンの形でとびだしているものは千木。 水平に置かれた丸太的なものは鰹木というそうです。 どちらも装飾で、構造上は特に役割を果たしていないもののようです。
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本殿の左裏側にある彰古館。非常に古い木造に見えます。燃えやすそう・・・。 博物館のようになっていて、一階には大黒様の置物が多数。 骨董品屋さんの匂いがしました。
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2階には神事に使われた道具(?)も。 明治天皇が1868年に即位した際、出雲大社御神前に供えた幣帛(へいはく)(供物)だそうです。 檜の柳箱に入っているのは、真綿・苧麻(からむし)・木綿糸。 何百年か前からの慣習なのでしょうね。
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境内の西隣にある神楽殿。信者の方が集まって何かをする、イベント会場的な役割の建物のようです。 ここにも立派な注連縄があります。
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これは日本一の大注連縄だそうで、長さ13.5m、重さ4.4トン。 迫力でした。
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出雲大社は、全貌が広大すぎて視界におさまらず、また拝殿は左右対称といえないデザインで、「荘厳さ」を建築から味わうにはやや大きすぎでした(歩き疲れてぐったりだったというのもある)。
このあと行った熊野大社の方が、スッキリして綺麗だなーと単純に思えました。