昨年秋、ニンニク珠芽も植え付けました。
大粒の方から、マルチの穴にひとつずつ植えていったのですが、小豆粒サイズの小さいものがかなり沢山余りました。
どうしようかな~、と迷っている間に秋も深まり・・。
捨てるのもなんなので、畑の、サツマイモ跡地にばらまいてみました。
その場所のサツマイモ収穫は11月5日だったので、11月中旬くらいだったかと思います。
例え育たなくても、燃えるゴミにするより、土に返した方がいいしね・・。
適当にばらまいて、土もかぶせないような状態でしたが、結構芽が出るものです。
とはいえ、糸のような状態。
冬中そんな細さ。
春先、2月頃だったか、余りに可哀想なので、肥料をばらまき、またあまりに混雑しているところは分け植えしてみました。
(通常はこの時期の追肥は遅すぎてよくないらしいです)
野良育ちのせいか、4月の長雨の時も、腐る様子はありませんでした。
さび病も、割とましな方。
抽台はしてきませんでした。
(固い軸が抽台してくる福地の珠芽ですが、余りに栄養不良で細いものは抽台しない場合が多いです)
5月下旬になって風でそよぐようになったので、掘り上げてみることにしました。
(茎がくったりするというのは、休眠に入ったというサインだと思います)
ころころころん☆ |
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でもでも、見て、みんな一球タイプ! |
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成長途中で踏まれたのかな、これなどは縦にも細長くて、大きめになっていて、お得な感じ。 |
通常は、側球(鱗片)分化期に十分成長していれば、その品種に一般的な鱗片数になるのだと思いますが、遅く植えたせいで、鱗片が分化できなかったのかもしれません。
鱗片分化期までは小さく育て(小さい珠芽を遅く植え)、その後追肥をたっぷりやれば、大きめの一球ニンニクが出来るのかな?・・・どうかな?
珠芽、来年もばらまいてみようかな、と思っていますが、今年は普通のニンニクの成長が悪く、珠芽も例年のようには肥大しません。
珠芽はまあいいから、玉が大きくなって欲しいものです。
地上部はサビ病でかなりカサカサなのですが、根っこの力に期待して、少しでも太ってくれたら、と願っているところです。
■参考情報
鱗片分化直後、および一ヶ月後の成長の様子
葱のような状態のときでも、断面を見ると鱗片が分化しているようすが分かります。