以前ピールのチョコがけを台湾の友人にあげたところ、「あのさ、ホワイトチョコのは作らないの?」と言われてしまいました。
どうやら彼女はホワイトチョコが好きらしいのです。
ホワイトチョコか・・。
チョコレートならば断然ダークチョコレート派なので、ホワイトチョコのことは考えたこともありませんでした。
でも。
リクエストされたし、挑戦してみるかな?
日本のお友達数人にリサーチしてみたところ、ホワイトチョコレートは嫌い、という人がほぼ全員。
モチベーションががっくり下がりますが、とりあえず、何かやってみます。
だって。
ポン菓子+ホワイトチョコ+ピスタチオ+クランベリー+ビターチョコは、両親に割と好評でした。
ナッツの香りがして、酸っぱいフルーツも入っていて、複雑な味がするとのことでした。
このあと、同じ型2つ分、作り足しました。
(メモ)
・切る際は、箱に丁度収まる大きさに切ること。7.9cmに3つ、2.5cm幅がよいか。
・カルダモンの香りは、割と好評。
・2つ同時に作りたい際は、固まらないうちに型から外すのではなく、別の型(紙箱など)を用意した方がよい。
無理に型から抜くとゆがんだりばらけたりする。
■■ホワイトチョコレートのテンパリング
溶解温度:40-45度
下降温度:26-27度
作業温度:29度
(1)湯煎のお湯を45度にし、チョコレート容器をそこにはめ、チョコレートを溶かす。
この時、室温が低いと上はなかなか溶けないため、軽くヘアドライヤーの風をあてると早い。
お湯の温度が下がったら、適宜調整する。
(2)完全に溶けてもしばらくよくかき混ぜておく。
(3)湯煎から外し、室温で冷ましながらよくかき混ぜる。時々26度の水に容器をあてて、更によくかき混ぜる。
(空気はあまり入らないように)
せん断(攪拌?)により結晶が生成されるらしいです。
(4)チョコレートが26度になったら、それよりは下がらないようにする。
29度にセットした湯煎にあてて、よく混ぜながら、温度をあげていく。
小さく切った紙にチョコレートを浸し、すぐに固化するかチェック。出来ているようであればコーティング作業開始。
(5)作業中は、表面付近の温度がやや下がってくるため、適宜、ドライヤーの風を数秒あてる。
チョコフォークにチョコレートがかたまってしまう場合も、ドライヤーの風で溶かす。
ドライヤーの風をあてた後は、チョコレート全体をよくかき混ぜる。
(※)チョコに挿す温度計は、デジタルでないものがいいように思います。
その目盛りから上がろうとしているのか、下がろうとしているのか、を見ることが出来るので。
また、チョコレートは温度計ではほぼ同じ温度でも、微妙に状態が違ってくる、ということも忘れないように(->来年の自分)。
チョコレートの攪拌方法によっては、一度温度を上げて(50度)溶かし、その後作業温度(32度)に下降させるだけで(下降温度にしなくても)、β型の結晶(目的の結晶型)が生成され、テンパリングが出来るそうです(特許の資料より)。
家庭で真似できないのかな?詳しいことを知りたいけれど、よく分かりません。