春、種まきにはやや出遅れた時期、パプリカや唐辛子の種を何種類かポットに蒔いてみました。
芽が出たり出なかったりしているうちに、どれがどれだか分からなくなりました。
5/23、6/16、6/18と(成長に応じて)3回に分けて、正体不明のまま、苗を畑に定植しました。
葉っぱが大きくなってくると、唐辛子とピーマン系の区別がついてきます。
唐辛子の方が細長いです。
とある二株は、唐辛子だろうとは予想したものの、育つにつれて謎は深まります。
セラーノ唐辛子にしては伸びが遅いような?
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いつまでたってもチビの唐辛子だけど、マルチなしがよくなかったかなあ。肥料が足りないのかしら。
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ふと葉っぱを触っただけなのに、ツーンと激辛な匂いが!! こ、これはセラーノとは違うわ。
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ツボミがついたのはいいけれど、なんでこんなに花束みたいに密集しているのかしら?
摘蕾した方がいいのかな?
そうこうするうち、実がつきはじめました。
赤くなってきたものから、収穫して持ち帰ろう。
葉っぱをかきわけ、はさみをチョンと入れただけで、心なしか目がしぱしぱするような辛味成分があたりに漂います。
(今度葉っぱを囓ってみます)
試しに実をカットしてみたところ、セラーノ唐辛子より更に刺激が強く、触っただけで手がヒリヒリ。
切り口をちょっと舐めてみたら、火を噴くような大変な辛さ!!
(そういえば、唐辛子って小さいほど辛いといいますよね・・・)
調べてみたところ、辛さはスコヴィル単位で表すのだそうですが、
ハラペーニョ 2,500~5,000
セラーノ 7,000~80,000
チェリーペッパー 10,000~30,000
だそうです。
どうりで。
種を頂いたとき、「中味をくり抜き、中にツナペーストを詰めてオイル漬けにするのよ」と教わったのですが、まさかこんなに辛いものだったとは。
(イタリア野菜だし)トマピーみたいに辛味のないものかと思っていました(イタリア人って南米や韓国と違って激辛党ではないという先入観が)。
でも種の袋を見ると、ちゃんとpiccante(辛い)ってありますね。
この辛さのものを、ぱくっと1個食べるのは・・・ドキドキ・・・。
◎懸案事項
・辛味抜きって出来るものなのだろうか?
カットして種を抜いた1個を冷蔵庫にしまってありますが、少しは辛味が薄れているかしら。
・甘酢やオイルに漬けることにより辛味が抜けるのだろうか?(それはなさそう)
・赤く熟すのは、数日に1,2個ずつというペース。
瓶詰めを作れる程たまるのは、いつのことか。
・スクッグを作る際ハラペーニョを使うと辛味が足りずぼやけた味になった。これの青いのを1個混ぜるといいかも。
・こんなに小さいもののヘタをとり、小さい穴からぎっしり詰まった種をくり抜くのは大変そう。
ダイソーのメロンボーラーみつけたときに買っておくべきだった。一体どこの店で見かけたのだったか。
■参考情報
チェリーペッパーのツナペースト詰めオイル漬け (イタリア語・写真多数)
チェリーペッパーのツナペースト詰めオイル漬け (イタリア語・写真多数)
詰め物をしない状態の酢漬けチェリーペッパー(楽天市場)
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なかやストアの唐辛子のページ
各種唐辛子の特徴や辛さが書いてあります。